「オトナ脳」は学習できない! (フォレスト2545新書)

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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518377

感想・レビュー・書評

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  • 確かに外国語の学習で、母国語を入れて勉強をしてはいけないのは、非常に納得がいきます。
    ただ、この学習方法が、語学を身に着ける上で、最も合理的だと知ってしまうと、
    多くの英語教師の人が失業してしまいます。
    それは、英会話学校にいるガイジンしかりです。
    なので、英語ビジネスが成り立たなくなってしまいます。

    実際、外国語の勉強は、最低限の文法レベルを知り、後は、多読に限ります。
    もちろん、その途中で音読するのも良いと思います。

    なぜか、日本では、英語を勉強している人は、多いのに、英語で発信している人は、
    本当に少ない。自称グローバル化を叫んでいる人も、英語で、発信したり、また違う外国語で、
    自分自ら、発信する人は、本当に少数派です。
    英語の重要性を、日本語で、語りつくすのが、日本のグローバル化の奇妙な対応です。
    もちろん日常で、英語を必然と使う環境は、日本で皆無です。

    日本語で、英語の重要性を、叫ぶ人は、
    たくさんいます。
    ただ、叫ぶのに、英語を使っては、発信しない。
    なんとも不思議な話しです。

    個人的には、語学のある一つの到達点は、
    当たり前のように、外国語の本を手にとって読んで、
    その内容を語ったり、また、レビューをしたりして、
    誰かと共有することだと思います。
    年に100冊ぐらいが妥当だと思います。博士は、1000冊という目標を上げてますが、
    一か月に100冊は、かなりハードルが高いと思います。

    資格取得の勉強を、一生懸命やるだけでは、
    この喜びは、得られないかもしれません。
    ただ、博士の勉強法は、教師いらずの外国語学習法なので、
    なぜなら、キンドルで、外国語の本をダウンロードして、できれば古典ですが、
    それを英英辞典で調べながら、ひたすら読んでいくわけですから。

    これを長く続けると、「面白い」と感じるようになっていきます。
    面白いと感じることがないならば、個人的には、母国語のレベルが低いからだと思います。
    母国語以上の語彙力を、成人近くか開始して獲得する人は、ほぼいません。
    しかし、母国語の並みの語彙力を獲得する人はいます。
    母国語の運用能力が、外国語の運用にも影響を与えるのは、少し考えれば納得がいくでしょう。
    実は、母国語こそが、外国語学習にあたっても、非常に重要な所です。

    面白くなれば、100冊、200冊も、1000冊も、読み進めていけます。
    10年もしないうちに、ネイティブとは、また違った外国語を身に着けることができます。
    ここは、非常に重要なことで、外国語学習の目的は、ネイティブを目指すことではなく、
    自分の人生を豊かにすることです。「ネイティブ並み」の語学力を目指すのは、
    正直、意味がありません。日本では、なぜかネイティブ並みの発音を目指すとか、
    表現方法を目指すとか、血のにじむような努力をしますが、
    正直、ずれているなと思います。

    たくさん読めて、発信できて、時たま、内容のなる話しができる人と見つけだすほどの、
    語学力を目指すべきです。それこそ、人生が本当に豊かになるわけですから。

  • クリティカルエイジと呼ばれる学習適齢期を過ぎた人でも、脳を変えてIQを上げられることを言っている本

  • ためになった。

  • リラックスしてイメージするのが大事。脳の扱い方の本。苫米地本は似たような内容多いが、サブリミナルに効いてくると思っている。

  • うーん難しい・・・

  • 「クリティカルエイジ」がなぜ存在するのか?

    バイリンガルは二重人格でも語られていたが、言語の習得は人類が生存可能性を高めるために、人格が固まるある年齢以降は二つ目の言語を習得しないように「脳」がガードをかけていることにより、難しいものになっていると繰り返し説明されている。

    日本人であれば日本語を話すときに活性化される「脳のネットワーク」、これを日本語脳と読んだ場合、このネットワークを活性化させずに、新たに「英語を使うネットワークを作る」学習過程を経ることがクリティカルエイジを克服することになると著者は語る。

    しかし言語に関して複数のネットワークを作ることは、もう一つの人格を自分の中に作るリスクを負うことにもなる。

    現代は人格が複数になった場合に得られる便益(複数の視点を持つ、情報の取得における優位性など)が多重人格になるリスクよりも大きいため、学習することは非常に有意義だと本書では述べられている。

    著者の苫米地英人博士自身もバイリンガルであり、自分の中にある別人格を楽しんでいるようだ。

    以前の著書で「多重人格」が新たな現代人の病になるだろうと予言されていたが、その事実を知り、楽しむことこそが特効薬になるのだろう。

    いつもの著書では新たな視点、知識を提供される苫米地博士だが、今回は以前発行された「50倍頭の回転を速くする」の加筆、改訂版であるため、残念ながらそのような内容は読み取れなかった。

    以前に読んだことがある方は読む必要がないという意味で星3つを付けさせてもらいました。

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