- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894518605
感想・レビュー・書評
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イライラ改善実践編
本屋で平積されていた本書「怒らない技術2」。
見かけたとたん、ボクはドキッとした。
ボクが前作「怒らない技術」を読んだのは、2010年12月だったと記憶している。
そのとき、ボクはすごいイライラしていて、そんな自分を変えたいという思いからも読んだ本であった。
そして、イライラしないぞ!怒らないぞ!を心に誓った。
はずだった。
それから2年以上が経過して、本書「怒らない技術2」を読むことになる。副題として「それでも怒ってしまうアナタヘ」と丁寧に記されている。まるで、ボクに対して書いてくれている本のようだ。
だからボクはドキッとしたのだ。
本書ではイライラと心と体の問題点(要するにイライラは健康によくない)ということから始まり、イライラ対処法として7つの対処療法が説明されている。
すべてを実践することは難しいかもしれないが、イライラを少しでも減らす為に、一個一個実践して行きたい。
もし「怒らない技術3」を本屋で見かけた未来に、ボクがドキッとしないように。
確実に実践していきたい。
ボクが実践したいメモ
・アンガーログをつける⇒エバーノートに記録
時間/場所/出来事/言動/してほしかったこと/結果/感情/怒り度
・怒りや不安の原因⇒対策
自分のイヤなことを明確化詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・怒ることによってギスギスするのは、人間関係だけではなく、自分自身の心もです。怒った後は、自分の行動を正当化しようとして、原因になった出来事を何度も反芻することになります。体調すら悪くなる可能性も?
気分がいいと、起きた出来事をプラスに受けとります。その状態でプラスの意思決定をして、プラスの行動を起こすことで、プラスの成果につながります。ところが気分が悪いと…怒りは当然マイナスの連鎖を起こします。怒らないほうが、仕事や人生の成果も上がっていくのです……。
最近、私は、仏教関係の本を読むことによって、怒りをコントロールする方法を学んでいます。以前は、とても怒りっぽかったのですが、少しずつコントロールできるようになり、そのエネルギーをプラスの行動につなげることができるようになってきました。確かに効果絶大!
【対処療法】の中で、私にとっては、1の価値観のメガネをかけかえる、という考え方が有効であるような気がします。他者から嫌な扱いを受けたと感じた時、自分の主観で物事を捉えて、怒りの感情をつなげるのではなく、相手の立場で考えたり、できるだけ客観的にとらえ直したりすることによって、自分の側に反省すべき点が見つかるかもしれないですし、もしかしたら慈しみの心が持てるかもしれないからです。 -
「怒らないと決める」「怒らないでいられる環境を整える」ということでした。
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イライラに対処することにコレでもか!と例をあげてあり、それがすぐに実行に移せるように平易に書かれている。本当に良い本だと思いました。
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前回の1よりも、より具体的な対処法に言及していると感じた。終盤は、どうやって怒らずにマネジメントするか、他人とコミュニケーションするか、というトピックで、やや脱線ぎみと感じる部分も。
怒った結果、何かよいことがあるか、自問するとよいかも。
発生した現象が、心の枠(常識、期待、価値観など)の中に収まらないと感じた時、イライラや怒りが発生する。そして、枠はちょっとした気持ちの変化で、大きくなったり小さくなったりする。 -
再読。『「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱』という本を引用した興味深い話があったので、簡単にまとめてみました。⇒ http://seiyaikm.com/gundam-onepiece
現在の職場では、アニメONE PIECE(ワンピース)を観て育った『ワンピース世代(20代)』の社員を、機動戦士ガンダムで育った『ガンダム世代(40代)』の上司が指導する構図になっているというお話です。
これが職場でのイライラや怒りを生み出す元になっているのだとか。 -
やりたくない事はしない。これは重要。やりたくない事をしなくて過ごせる様にするにはどうすれば良いか考えて実行する。ストレスフリー!
怒らない技術で述べていたことの繰り返しなので、1冊で充分。 -
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