闇の支配者“最終戦争”~そして、新しい時代の突入へ~

  • フォレスト出版
3.14
  • (4)
  • (5)
  • (6)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 60
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894519121

作品紹介・あらすじ

ベンジャミン・フルフォードが、何を暴き、何を伝え、何を変えようとしているのか。闇の支配者が暗躍してきた歴史から、政治・金融支配のシナリオ、戦争・テロによる大量殺戮、プロパガンダによる洗脳まで、彼らの計画が最終段階に入った。闇か光か、世界は最終戦争を迎える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日(1994年?)」から本書の著者であるベンジャミン氏の本を呼んでいるので、このタイトルを見てもあまり驚きませんでしたが、他の人が書いた本であれば素通りしていた可能性が大きいと思います。”6000年にも及び闇の支配が最終段階に入った”と言われてもピンときませんが、タイトル名に反して、述べられている内容はアメリカ経済の現実について書かれてあり、私としては参考になりました。

    本書でも述べられているように、多くの人々に良いとされる技術も、既存権力者に不都合であれば封印されるということがあり得う点は理解できました、彼によればそれ解決するために日本の存在は大きいとしていますので、日本の貢献度を今後も見続けていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・ローマ帝国は、キリスト教により情報管理をして民族の思想を統一してバビロニアに代わって頂点に立った。つぶされたバビロニアの貴族たちはフリーメーソンという秘密結社を作って復讐を誓った(p22)

    ・第一次世界大戦の目的は、露・中央欧州(墺ハ帝国)・ト帝国の崩壊、第二大戦の目的は、中国支配及びイスラエル建国、冷戦の目的は強大な軍隊を作り上げること(p31)

    ・南極の氷等からの200万年分の気象データから、地球の天候は二酸化炭素の量によらず変動、1000年程前、グリーンランドで農業をやっていたバイキング族が環境難民となって小氷河開始(p49)

    ・第二次世界大戦後、米は7000万人の民間人を殺害、世界大戦直後に独兵(500万人)、朝鮮戦争で北朝鮮の3割、ベトナム戦争、イラクでは160万人(p73)

    ・1991年に発行された2400億ドル相当の米国債(カンター・フィッツジェラルド、ユーロブローカーズ)は2001年9月12日に満期、飛行機が突入したのは、その債券が正当かを調査する本部があった、7号館にはマネーロンダリング調査部があった(p88)

    ・日本の麻は縄文時代から1949年まで使われてきた薬草、麻の存在は木材・化学メーカーにとって商売上の脅威であった、麻の繊維質からバイオプラスチックを製造可能(p94)

    ・1980年にHIVを発見したと言われるガロ博士は、1970年代に猫エイズウィルスや他の細菌の一部を混合して、人間の免疫を攻撃するウィルスを実験をしていた(p101)

    ・1976年7月に中国で起きた地震発生時、2007年7月の新潟県沖地震、2008年5月に中国で起きた四川地震でも、直前にプラズマが撮影されている、HAARPによる影響あり(p108)

    ・大東亜共栄圏計画の一環として西日本に組み入れるつもりだったフィリピンに、中国・東アジアから奪った宝の多くを持ち込んだ、その宝は28万トンの金、現在の金の年間産出量(1200トン)と比較して莫大な量(p139)

    ・1985年8月12日に日本航空123便がミサイルで墜落させられたが、この背景として、当時の日本政府はプラザ合意に調印するつもりが無かったことにある、事件後の9月22日に調印した(p151)

    ・2007年夏に戦争をなくすため、中国・日本等の多くの債権国が米国債の購入を控えた結果、欧米勢力が一丸となって、世界の石油と穀物価格の値段を引上げた、崩壊しなかったのは、カナダ・EU・スイスが5000億ドル貸して、IMFも金を売ってアメリカに貸し付けたから(p155,157)

    ・アメリカのインフレ率は1%と発表しているが、食糧やエネルギーが入っていない、さらに低く見せるために、指数の中身をどんどん入れ替えている(p156)

    ・2008年7月の洞爺湖サミットで、イギリス・アメリカ・ドイツ・カナダ・フランスの5カ国が孤立して、残りの17カ国は呆れていた(p159)

    ・天然資源の輸出により為替レートが上昇し、工業品の輸出低下から国内製造業が衰退してしまうことを「オランダ病」というが、オランダやカナダも苦しんだ、これを解決するには世界統一通貨と地域通貨を組み合わせることで解決可能(p187)

    ・サラ金の武富士裁判で露見したことは、ヤクザは警察に弱く、警察は右翼に弱く、右翼はヤクザに弱い、つまり、警察がヤクザをいじめると、ヤクザが政治家の介入を頼んで、政治家が裏で話をつけるか右翼を動かして、警察は政治家や右翼に屈する(p207)

    ・最も期待できるエネルギー源の一つは”水(海水)”、ブラウンガスという水素と酸素に分解された混合ガスに返還すれば、その水素を燃やすことが可能(p216)

    ・ニコラステラが発見した、電離層からエネルギーを無償で分配する無線の仕組みは、エネルギーがタダになるので、海水から希少な資源を採取可能になる(p218)

  • この方の著書、
    偏ってる感は否めないけど…

  • おもしろいというかなんというか、歴史上のバックグラウンド的なことです。知ってても知らなくても庶民がどうこう出来る話じゃありません。まあ都市伝説で終わるような薄っぺらな真実とも違います。しかし、こういう陰謀渦めくうさんくさい話を聞くとどうもまともに生きる気が失せます。どっちかっていうと支配したい側の人間ですからねえ。かれこれ250年ですか?初代のロスチャイルドが生まれて世界を支配するようになって。関係ないですけど産業革命もその頃ですね。それまでとそれからはいろんな意味で世界も様変わりしてきましたが、自分としてはそろそろその世界が様変わりする頃じゃないかなあと思っています。ITによる強大な情報の自由とか、そのロスチャイルドの金融システムの崩壊(亀裂?)とか、既成のものが違う場所へシフトしていく片鱗が見えます。この隙を狙って、天下の覇権でも取ってみたいねえ。家康方式(?)です。

  • ほんとか嘘かわからないけど
    おーもーしーろーいー。
    そして怖い。

    でも9.11捏造と小渕暗殺は、絶対そうだとおもう。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』(清談社Publico)、『一神教の終わり』(秀和システム)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)など多数。

「2023年 『ディストピア化する世界経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ベンジャミン・フルフォードの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×