退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894519213

感想・レビュー・書評

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  • 選ばれるプロフェッショナルという本はいいとのこと

  • 必読とあるが、中身がない。

  • 良い本。もう一度読むこと。

  • 商社不要論、いわゆる流通革命について書かれているところが個人的には興味深かった。なぜ中間業者は滅びなかったのかについて現在の視点で書かれているところが良いと思った。

    船井総研がすごく良く働く会社であることも分かった。というよりも昔の働き方というものを知ることができた。ゆとり世代には衝撃的な程ブラックに映ったが、それが一昔前までは普通だったという。社会全体がホワイト志向である現在が良い時代なのかどうかは考えさせられるところがあると思った。

  • 2013/10/05
    1年に3000件ってことでまぁざっくり1日に50件のコンサルティングをしたらしい。笑
    寝る間もなく働いたとして1件あたり30分弱。笑
    「あのー、かくかくしかじかでしてー、どうしましょう?」
    「こうしましょう」終わりって感じ?
    それで親身になれた?

    揚げ足とりみたいやけども、まぁよーは釣りしなきゃ聞いてもらえないからってこと。こんなもんになるほどーとか言ってちゃいけませんよ。。

    まぁ小さい小売り相手が多いからだいたい課題はおんなじなのかもしれんけどね。
    エセコンサルなくしたら船井はなくなるなぁ。

  • 病気に伏した会長が病室で書いた本。冒頭は医者との診断で得た考察から始まる。前半は、病気に対する医師への心構えが書いてあり、医者への不勉強さに警鐘を鳴らしている。

  • 著者は船井幸雄。
    言わずと知れた船井総研の創業者。

    新聞広告でタイトルに惹かれて買いまいした。


    感想。
    1.カバーに書かれた「本書の内容要約」と、更に言えば本のタイトルと実際の中身がマッチせず苛っとした。
    2. 実務経験重視の姿勢は共感。
    3.度々出てくる「本物」はキーワードだとおもうが良く理解できない。



    備忘録。
    ・トップを納得させるのがコンサルティングにおける最重要課題。
    ・理論と現実のギャップは現場で感じとる。
    ・本物の商品を身に付けると筋肉が柔らかく・力強くなる。例として、伊右衛門のボトルを持つと大抵の人は15センチ余計に体が曲がる。
    ホントかよ。やってみるよ。



    こんなもんかな、備忘録は。
    中小企業社長を中心に絶大な人気・信頼を得ているのは事実ですが、

    今の私にはこの本からそう感じることはできませんでした。


    とりあえず、そんなとこ。

  • コンサルタント云々よりも経営者の心得が、シンプルかつ明瞭にのべられていた。人材の捉え方然り。真理的示唆に富んでいる。

  • コンサルタント会社を初めて株式上場して長らく船井総合研究所の社長をされてきた船井氏による最近の著作です。彼の本は少なくとも15年ほど前からは読んでいたので、久しぶりに手にしてみました。

    経営コンサルタントをするには、特別な資格は不要だが、そのかわり数を多くこなせ(1万件手がけて一人前?)、24時間体制でお客様の身になって対応しろ、とのことです。

    中小企業においては、”経営者が嫌に思っていることを無理にやってもらっても、業績は絶対に向上しない、どうしても必要な改善策であれば、トップを納得させる必要がある(p31)”という指摘は、診断士の先輩が言っていた通りのものでした。

    自分の経験から言っても、30歳までの未婚の期間には、出来る限り仕事に時間を割く必要性はあると実感していますが、彼が自分の会社を立ち上げた40年前なら世の中全体がそのような雰囲気でしたが、果たして今もそのようなやり方が通用するのかどうかが少し疑問に思いました。

    MBAや〇〇コンサルタントが世の中に跋扈するなかで、資格や知識よりも、お客さんの身になって必死になる姿は、少なくとも日本においては通用するもので、タイトルにあるような「エセコンサルタント」では有効な解決法を提示するのは難しいというのは理解できました。

    但し、鉛から金ができる(錬金術?)や今年10月28日にマヤ暦が終わって有意の人の時代が来る(p237)というのは私の理解を超えていました。

    以下は気になったポイントです。

    ・ハイチで最近起きた地震は、99%まで地震兵器(HAARP)による人工のものと言える(p6)

    ・経営者が嫌に思っていることを無理にやってもらっても、業績は絶対に向上しない、どうしても必要な改善策であれば、トップを納得させる必要がある(p31)

    ・失敗を避ける最高最強のノウハウは「何もしないこと」だが、何かをしたい人は失敗を恐れてはいけない、但し同じ失敗は二度としないこと(p64)

    ・企業の命運は、トップで決まる、素直・勉強好き・プラス発想の3条件を満たすトップと、社員以下が一体化した会社は確実に伸びる、経営コンサルタントは、そういう状況を作り出す手助けをすれば良い、更に必要なことは、「ガムシャラ」に働くこと(p89、185)

    ・小売業は、幅広い品ぞろえを中間業者の卸抜きで組めるか、欠品を出さずに流通することができるかが至難の業であったので、当時(30年程前)は流通革命は日本では起きなかった(p98)

    ・自らの良心に反するような経営は、一時的には成功したように見えても、最後には必ず破綻する(p112)

    ・経営上のおいては、プラス発想で対処した方が良い結果が出ることを知っているので、意識してプラス発想をするように心がけてきた、プラス発想をすることと、自らがポジティブ人間かどうかは無関係である(p156)

    ・最近モノが売れない要因の一つとして、不況ゆえの買い控え以外に、売る側の小売業が、現在起きている「階層分裂:中間層の下部に属する人達が、その下にいる貧困層に近づきつつある」が極めて速いスピードで進行しているという現実を理解できていないことにある(p176)

    ・本物の定義は、1)付き合うものを害さない、2)付き合うものを良くする、3)高品質で安全、安心、4)単純で万能、5)経済的、である(p181)

    ・人間の体は、自分にとって良いものに触れると、筋肉が柔らかく、しかも力強くなる、逆に悪いものは、筋肉は固くなり、力も弱まる(p182)

    ・本物商品を置いている小売店として、食品スーパーでいえば、四日市市に本拠のあるサンシなど、日本全国で60社、総合スーパーでは愛知県津島市にある「義津屋」がある(p183)

    ・お茶の「伊右衛門」は本物商品の一例、伊右衛門のボトルをもつと、たいていの人は15センチほど余計に体が曲がる(p184)

    ・世界的に質の良い金鉱でさえ1トンあたり50グラムの金しか採れないが、廃品ケータイの1トン=都市鉱山からは、300グラムもの金が採れる、小坂精錬では1本13キログラムの金の延べ棒を、1日2本ずつ作っている(p199)

    ・有害廃棄物の国境を越える移動はバーゼル条約で禁止されているが、小坂町のみは特例扱いであり、海外の有害廃棄物の受入を許されている(p200)

    ・船井氏の予測、2011年中には円高、国債安、金利高となる、鉛から金をつくる技術もあるので金も不安心、2011年から遅くとも2014年頃からハイパーインフレ(p235)

    ・米国、中国は2020年までに国が消える可能性がある(p235)

    ・2010年10月28日がマヤ暦の終りの日であり、10月29日から天の理に従った有意の人の時代が来る(p237)

  • 過激なタイトルにびっくりしつつ、
    初めて読んでみた船井総研の生みの親、
    船井幸雄さんの本。

    長年、経営コンサルタントを本職とし、
    経営コンサルタント会社、船井総研の社長として、
    初の上場企業を作り上げられた方です。

    経験値から裏づけされた、
    コンサルタントに求められる性質について、
    語られており、「なるほど!」という箇所も多くありました。
    沢山の方が賞賛されている方ですからねっ。

    ただ、本のタイトルとは少し内容がずれているようで、
    船井幸雄という人物に焦点が当たりすぎており、
    まるで自伝書を読んでいるような気になってしまいました

    自分自身が未熟だからかもしれないけれど、
    あまり、心に響くことがなかったです。
    自分が目指す人物像とは違うんだろうなと思いました。
    船井さんご支援の方、気を悪くされたらすみません。

    第1章 医師と経営コンサルタント
    第2章 超プロの時代
    第3章 経営コンサルタントの原風景
    第4章 経営コンサルタント-虚業と実業のはざまで-
    第5章 絶対に失敗しない経営のコツ
    第6章 インタビュー集-それぞれの人の見た船井幸雄

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