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本 ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784894532854
感想・レビュー・書評
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以前読んだ『ロマノフ王朝12の物語』で触れられていて、興味を持った。この人の本(小説)があるっていうから、もしかしたら読むかも。
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本筋から外れるが、江渡貝邸最後の晩餐のカットを見て以来、何らかの形でキリスト教が話中で登場するのではないかと思うので、こちらのリストに列挙することにした。
正教会関連が大半なのは、ヒロインの父がロシア極東地区からの移住者らしいことからの類推と、明治期日本におけるキリスト教を考えたらニコライの存在は欠かせないだろうと思ったため。(アテが外れたらリストを分けることにする)
なお、正教会の信仰や聖書解釈の主だった解説はハリストス正教会がウェブサイトで公開している資料に詳しいので、そちらを参照されたし。
http://www.orthodoxjapan.jp/pdf/new-tebiki.pdf -
自分の進むべき方向が分かっていて、才能と情熱と実行があっても、思うようには生きられない。
まぁ、生きるって大体そんな感じか。
彼女に我の強さが備わっていなかったら、絵の道は半ばで閉ざされていただろう。でも、その我の強さが彼女の道を狭めることにもなった。うまくいかないもんだね。
目次
序
ⅰ画家を目指して~浮世絵、日本画、そして洋画へ
ⅱ工部美術学校時代~日本最初の女子画学生
ⅲ正教との出会いとロシア留学~「滞露日記」をもとに
ⅴイコン画家として~祈りの造形
ⅵ北海道の正教会とりんのイコン~時代をこえて祈りをみつめる
おわりに~山下りんにとって「描くこと」とは -
烏兎の庭 第五部 書評 1.18.15
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/rin.html