崇徳伝説殺人事件

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 57
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894560130

感想・レビュー・書評

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  • 浅見さんシリーズ。
    現実ではあり得るんかと言うくらい、素人が事件に首を突っ込む…安定した内容。

    でも舞台が福祉にまつわることでなーんかやな感じ。

  • 浅見光彦の公式第47事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • これ、随分前にTVで放映されたものを見たことがある気がする。
    そのときはもっとサスペンス部分が際立っていた気がするが、残念ながらおぼろげでよく覚えていない。
    それにしても今読むと、崇徳天皇を巡る歴史的背景や親子兄弟が憎しみ合う骨肉の争いの部分が実に面白い!! 
    なんで昔は、こんなに面白い部分で飽きてしまったんだろうと、我ながら不思議でならない(--;
    話は、単なる伝説集めのためルポしに来た浅見が、旅先で出会った女性の勘違いをそのままにしてしまったために、とんでもない事件に巻き込まれるところから始まる。
    この話のテーマは崇徳伝説の他にもうひとつ、福祉施設運営の裏側にある実情、癒着である。
    「実際、現実にこういうことも多分あるんだろうな」と思いながら読んだ。
    今回登場したヒロインは、浅見となかなかいい感じになりながらも、よその御曹司に見初められてどうすべきか迷う。
    結局彼女は事件の後、あの御曹司からの申し出を受け入れたのだろうか、結婚する運びになったのか、それが気になるところだ。(笑)
    物語は浅見が事件解決と共に東京へ帰るところで終わってしまい、その後彼女がどうなったかが描かれていないからだ。
    著者はあくまでも浅見中心に、物語の終わりと共に女性との関係も霧のように巻く・・じゃなく(笑)、幕にしてしまう。 ま・それもまた余韻が残ってよいけれどね(^-^*

  • …タイトルと裏腹に…あまり、な殺人事件。俳句を小道具に、と言う点が好きなのと、「ああいう」人物を犯人にされると弱い。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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