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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894561007
感想・レビュー・書評
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北大路魯山人というとマンガ「美味しんぼ」からの知識しか持っていなかったけれど(笑)、ようやくご本人の文章を読むことができた。握り寿司や魚、茶漬け、鍋を食するエッセイ。何であれ、材料が最高のものなら美味いのだ、素材の味を殺さぬように、というのを随所で繰り返しているのが印象的。やはりジャンクフードではなく、時には本物を味わってみることも必要かなあと、本日100円回転寿司を食べながら考えていたのである(爆)
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-料理とは理(ことわり)を科(はか)ること-
合理的であること、心から好きでやること、相手をよく考慮すること。こんなプリンシプルに律された食を家族に日々提供できたらなんと豊かなことでしょう。例えば茶道の作法には拘るけれども、心が置いてきぼりだったら、なんと陳腐なことでしょう。同様に、レシピをなぞる(しかも粗雑に)だけの料理は陳腐です。主婦を極めることがどれだけ大変か推して測るべし。
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