呪(しゅ)の血脈

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.09
  • (1)
  • (5)
  • (12)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 47
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894561878

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 夏に読むホラー? で紹介されていたような気がして、図書館で探して借りてくる。
    読みたいなと思う本があってよかった。
    民俗学を学ぶ―というところから、面白くなりそうなんじゃないの? とワクワク。
    ご神木に手を出してしまったがためにね〜。

  • はて、しかしまぁ民俗学的なものはどうしてもう暗いというか、どんよりしているものなのか。って勝手な先入観か。だからもうすぐにホラーとかそういうののネタにされてしまうというね、まぁある意味悲惨なジャンルではある。今どきの若いものは苦労も知らず、なんて、まぁ最近はそんな会話も聞くような聞かないようなだけど、昔の人って苦労して結局皆さん暗かったんだろうか。人とか今よりあっさり死んでしまったんだろうしなぁ。
    ともあれそういう怪しげな古代日本のあるおかげで、この手の小説のネタには事欠かず、これがなかなか引き込まれるからね、まあ悪い事ばっかじゃない。
    ただ説明がなー、ぶっちゃけ小難しいのがね。

  • 伝奇ホラー。
    諏訪大社&御柱ネタ。御柱祭はやっぱそそるよねー。奇祭すぐる。
    諏訪の神様って、なるほどこういうワイルドな感じかもしれないなーと思った。

  • 東京の大学で民俗学を専攻する研究生、宮地紀之は調査先の村で神木に刺された薙鎌を抜き、封印を解いてしまう。
    村人たちが封印をし直す祭りに出ることになり、その打ち合わせの最中に祭りには表と裏があることを知るが裏を司る高藤家が東京に出て行ったために裏の祭りが出来ないことを聞かされる。
    帰京した宮地は高藤家を訪れるがそこで出会ったのは自分が神に選ばれた特別な存在と思い込む妹の梓と自分の周囲で人が死ぬ忌まわしい血を嫌悪する兄の正哉。
    宮地の話とネットの占いサイトの宣託を信じた梓は兄と衝突したこともあり出奔。正哉は宮地とともに妹を追うがそこに表の祭りの失敗と大学の教授の欲が絡んでかなり血生臭い展開に。

    神話を題材にしたミステリーですが宮地と正哉の関係が何か危うい。生贄の鹿である宮地と贄を捧げる正哉はお互いに『死にたくない』『殺したくない』と思いながら行動し、死への恐れから人を排除して生きてきた正哉のコミュニケーション不得手さからなのか宮地への挙動が色々と過剰。
    20代半ばの男を抱きしめるとか…いやいやいや何なの、もう。一瞬、ミステリーと言うことを忘れさせるシーンが時々存在します。

    諏訪信仰とか記紀の国譲りとか民俗学的な話は薀蓄豊富で面白かったです。が、二人が見る幻視と現実がごっちゃになってしまうクライマックスはちょっと最後で息切れ感が。最後の贄を選び捧げるシーンがある意味夢オチみたいな…。
    そこは現実としてもっとしっかりと語って欲しかったです。

    主役の二人が綺麗事だけではなく、人の持つ汚い部分も書かれていたのはリアルに存在を感じられて良かったです。

    あと『しゃっくり』が『ひゃっくり』になっていたのがどうかと…。校正する人とか気付こうよ!

  • 微妙。奇妙な怖さはあるんだけど、具体的なことがわかりづらいかな。

  • 図書館

全7件中 1 - 7件を表示

呪(しゅ)の血脈のその他の作品

加門七海の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする