虚無回廊〈3〉

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 35
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894561922

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで一気に読み進めてしまった…
    3巻ともなるともう難し過ぎて、少しでも油断しようものなら頭上にピヨピヨ小鳥が飛びそうな勢いだったけど、
    なんていうか、いまわたしの脳内はパンク寸前です。
    それでもAEたちの人間くささが多少読みやすくしているのかもしれません。

    "老人"がとても好きでした…。

  • 2000年7月8日、初版、並、カバスレ、帯付。
    2014年7月3日、仙台さくら野BF。

  • 宇宙創生にまで話が及ぶ本格SF。
    読み応え十分です。
    ただ、物理系用語やIT用語にアレルギーがある人は、途中で置いていかれるかも。

    全体を通すと、地球から数光年離れたところに突如現れた超巨大な天体に、文明の進んだ地球人が人工知能を積んだ宇宙船で調査する、という話し。

    途中、人工知能が人格らしいものを持ち始め、人格・意識とはなんぞや、という哲学的な話しも出てくる。
    SFもさることながら、こっちの話しがどう決着するのかも楽しみにしていたが、そこまで話が及ばなかったのが、少し残念。

    話しとしては、面白いですよ。

  • 第2巻から8年を置いて再開された第3巻。
    夜中に読み出したら面白くて夜が明けてしまった。SS内部で遭遇する様々な異星調査チーム(日本列島ほどもある単一生命体!)、SSってそもそも誰かが作ったものなのか、自然物なのか?なぜ異星種族とコンタクト可能なのか?などなど小松SF集大成。

    レムも好きだけど、冷徹なところがあって、異星種族との出会いがなぜ難しいか、出会ってもコンタクトなど簡単にできないぞと読むものを打ちのめしてしまうところがあります。
    その点、この作品もしかしたらコンタクトできるかもしれないと思わせてくれます(なんとフラクタル理論が登場)。読んでいて小松さんってやっぱり、優しい人なんだなぁと何度も実感してしまいました。

    この第3巻で未完となったままになってしまいましたが、ものすごいスケール感と昔SFを読んで感じた夢があふれてくる作品であることは間違いないでしょう。しばらくぼ~っとなってしまいました。夏の夜にぴったり。

    続きが読みたかったな・・・あらためてご冥福をお祈りいたします。

  • すっごい先が気になる未完の大作。
    高校生の時1〜2巻を読んで、30過ぎてからこの3巻を読んだのだが、約15年のブランクをものともせずに読めた。
    若い頃の記憶力ってスゴイ(というか、この本の内容がすごいんだよな)。

  • これも解説不要でしょう(笑)
    続刊が早く出てほしいものです。

  • 執筆中断から幾歳月。続編として出た本書は、過去のSFアドベンチャー誌の単行本未収録分に過ぎなかった・・・・(涙 どうか、「死霊」みたいな事にならないよう、完結へ向けて、進んで頂きたいのだが・・・・・

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著者プロフィール

1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。SFマガジン掲載の「易仙逃里記」で商業誌デビュー。以後「空中都市008」「復活の日」「アメリカの壁」など、鋭い視点で時代を予知的に描き出した作品を次々と発表し、今なお読み継がれるSFの名手。「日本沈没」は上下巻あわせ400万部を超え、社会現象を巻き起こした。星新一、筒井康隆と並び、日本のSF御三家と称される。

「2018年 『復活の日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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