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- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894563025
感想・レビュー・書評
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作者の「逆説の日本史」に興味があったのと梅原克文「カムナビ」を読んでいるところだったので、上記の紹介文を読んで「おっ、これは!」と思ったのだが…。
いやー、久しぶりにほんとの駄作といえる小説を読んだ。まず第一に文章がひどすぎる。登場人物のセリフも学芸会みたいだし、地の文も描写が稚拙すぎてなんというか。これで江戸川乱歩賞なのか? 内容もつまらないアクション(?)小説みたいだし、肝心の秘本の中身はぜんぜん明らかにされないし、そもそも文章が下手すぎて緊張感のかけらもなく全然盛り上がらない。あまりにもひどいので途中からはいったいどうなってしまうのだろうという、トンデモ本的な別の意味でのワクワク感が沸いてきてしまった。
まあ、台湾と中国、日本の関係が少しだけわかったのがせめてもの救いかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示