果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 918
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894563698

感想・レビュー・書評

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  • 「無数の世界を渡り歩き、前半部に配置されたエピローグに至るまで、虚しさと無限が美しく絡まり合う。通勤電車の中で読んでいて、ふっと思考が頭のてっぺんから飛んでいきそうになった。」

  • 自分が小6か中1の誕生日プレゼントとして「日本沈没」を買ってもらった記憶がある。その頃にこの作品まで手を伸ばしていたら,自分の人生は変わっていたかもしれないと言うのは大袈裟だろうか。

  • 墓場まで持っていく。持って行ったあと、時空を超えた人たちがこれを発掘したらおもしろかろう。

  • 時間移動をテーマにしたSF。いきなり話しが終わってしまい、しかもエピソード2が先にきているという変な構成である。最初のドキドキハラハラから、徐々に、なんだろうなーという話し になるが、最後は締めてくれるので、印象良く読み終えることができた。

  • 小松左京さんのベスト、いや日本SF小説のベスト3とまで、高い評価の作品と知り手に取りました。
    淡々とミステリー仕立てで始まる序盤から、ジェットコースターのような時空を飛び回るエピソードへと大きな転調が目を引きます。
    タイムとラベルと平行世界を同時に描いているのも、当時としては画期的ではないでしょうか。
    本当に昭和40年の作品というのが驚かされます。
    それでも、序盤の佐世子の艶っぽいシーン(大事なシーンなのですが)など、小松氏の大好きな通俗小説風な場面もありますね。
    終盤、急ぎすぎで、付いていけないところもありました。
    他の方の感想を見て、重要な親子関係を逆に捉えていたミスに気がついたくらいですw

  • オールタイムベスト1位

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    【要約】


    【ノート】

  • 太陽の炎が地球を飲み込む。急に太陽の活動が活発化した。人類は火星の裏に隠れるための避難を始めた。ちょうどその時に大挙してやってきた宇宙人は人類の救い主か、それとも何かの目的があるのか?時空の中を彷徨う知性体。宇宙とは、時間とは、人間とは、を考えさせる小説だ。

  • 壮大すぎる。。
    日本SFの名作、50年以上前の作品だということを感じさせない文体です。まぁ、東京と大阪の移動が大島経由の飛行機ってのが唯一時代を感じるポイントでしょうか(笑)

    冒頭からして重厚な書き出し。階梯、時間の壁、世界線。。本著ならでは?のワーディングは今でも全く色褪せない新鮮な印象。あの結末はありつつも、個人的には人間讃歌に思えて勇気をもらったと感じました。

  • 宇宙自体に意識があり、進化すなわち生存自体が効率化という管理を要請する。叛逆すらも進化の中で試みられて生まれた火花なのだ、という壮大な話。
    なぜ管理するのかという問いには答えがない。なぜ生きているのかという問いそのものだからだろう。

  • 第二階梯、超生命あたりが、クラークの「幼年期の終わり」にテーマによく似ている。虎よ虎よは読んだことない。
    時空の交錯は、あっちに飛びこっちに飛び、スケールは凄いけれども構成というか繋がりが分からなくなった。
    章が変わるたびに目線が変わるので、松浦って誰だっけ?アイっていい奴?悪い奴?思念体の教授の伏線は回収された?選抜されたもう一群の行く末と影響は??
    などなど、しっかり読み込んでないので大筋しか掴めず、上のような疑問だらけになってしまった。

    日本沈没の数百年後?の日本人が一瞬出てきた。

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著者プロフィール

1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。SFマガジン掲載の「易仙逃里記」で商業誌デビュー。以後「空中都市008」「復活の日」「アメリカの壁」など、鋭い視点で時代を予知的に描き出した作品を次々と発表し、今なお読み継がれるSFの名手。「日本沈没」は上下巻あわせ400万部を超え、社会現象を巻き起こした。星新一、筒井康隆と並び、日本のSF御三家と称される。

「2018年 『復活の日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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