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- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894564770
感想・レビュー・書評
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再読。トリックも犯人も何も覚えていなかった。あのラストをするにしては、作中作「ルナティック・ドリーム」に魅力がない(ヒント「人間椅子」)。道理で何も覚えていないわけである。
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コミックマーケットで起こる連続殺人事件と、「ルナティック・ドリーム」というアニメを元ネタにした同人誌「月に願いを」が交錯するメタミステリーです。この「月に願いを」には、アニメの中で発生した殺人事件の真相を、サークルのメンバーがそれぞれ考案し載せています。その内容は小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」のパロディから恋愛小説まで幅広く、楽しく読めました。
学生を意識してか、素人っぽい文体が若干読み辛かったものの、作中作など上手く使いつつ、どんでん返しへと持っていくストーリーには工夫があり良い作品に仕上がっていると思いました。 -
期待せずに読みはじめたのですが、予想以上におもしろかったです。
コミケという一種異様な場所で起こる殺人事件です。
作中作を使用した工夫があり、お約束のどんでん返しもあって驚かすだけではなく、本書の構造を考慮に入れた上でのラストも素晴らしいと思います。
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