喜劇悲奇劇 (ハルキ文庫)

著者 : 泡坂妻夫
  • 角川春樹事務所 (1999年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894565197

喜劇悲奇劇 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんとも主人公が冴えない。酔っ払いでまともに仕事(奇術)もできない。なのに、なぜかそんな主人公を尊敬する助手のキレイで頭の良い女の子がハリキル話。

    やっぱり美人で正確が良くて頭の切れるのが好きなのかって思った。船の中での連続殺人。犯人は最初に殺された被害者だった。今回はなんとなく先に話が読めた。と、言うのも回文ばかり。じゃあ、最初に殺された人が犯人だ。ってな感じ。あまりユーモアの無い作品でちと残念。勿論読み応えはあったが。

  • 回文づくしの力作。奇術師、猛獣使い、アクロバットと様々なバラエティショウを興行しながら港を廻航するショウボートで起きる芸人連続殺人事件。
    舞台がショウボートである必然性からトリックの種明かしまで、至る所が凝ってます。奇術師である著者の職人芸に魅せられました。

  • タイトルもですが、回文三昧です。
    面白かった!

  • 紋章上絵師にして奇術家である氏が回文に手を染めた。


    作品のタイトルから章のタイトル。

    被害者から会話の端に及ぶまで。

    回文で溢れ返っています。

    解説で述べられたように、この作品で出された回文はホンの一部にしか過ぎないなんて信じられない!!

    というのも試しに回文を作ろうと四苦八苦したから(ブック内「お粗末 回文」)。


    それだけでもスゴイの一言なのに作品にはこれまたお得意の奇術が盛り込まれているじゃないですか?

    大体にしてペンネームからにして本名のアナグラムなのですから、面白くないはずありません。


    氏の華麗なる奇術に魅せられてみませんか?

  • ショウボートの中の芸人連続殺人事件なんだけどそれに面白さを与えているのは回文。地の文にも登場人物たちの会話にもさらに被害者たちの名前までも回文で占められているという面白さ。犯人自体は、死体の入れ替えが出来た人物は一人しかいないから何となく目星はつくんだけどその方法の巧妙さも動機の奇怪さも驚き。大団円も感動的だし、やはり巧い。

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