狼男だよ (ハルキ文庫 ひ 4-1 アダルト・ウルフガイシリーズ 1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.83
  • (11)
  • (11)
  • (10)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 74
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894566019

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 平井和正のウルフガイシリーズ。主人公 犬神明は、そのタイトル通り、狼男なので超人的な力を発揮する。雰囲気が、「スペースコブラ」に似ている。カッコいい!!タイトルもお気に入り。

  • SFというほどではないファンタシーフィクション。暇つぶしにはいいけれどわざわざ読むほどでもない。

  • 不死身の狼男、犬神明を主人公にしたハードボイルドタッチのSF小説です。
    中学生の時に角川文庫で読みました。
    中年のフリールポライター犬神明の一人称で物語られるこのシリーズは、序盤は明るく、先に進むにしたがってだんだんとシリアスなお話へなってゆきます。
    一見、軽薄なダメ男、けれども隠された繊細な一面を持ち、誇り高い犬神明のキャラクターは、シティハンターの冴羽獠と大いに通じる部分があるので、誰にでも親しみやすいのではないでしょうか?
    現代(作品の書かれた当時)日本に住む彼は、社会の闇に潜む陰謀や心霊たち相手に、常にへらず口を叩きながら、激闘を繰りひろげます。
    そういう意味では、菊池秀行や夢枕獏の伝奇アクションの源流もここにありますね。

    普段はやせっぽちのダメ人間だけど、実は、強くてモテるオヤジに萌える方(笑)に、オススメの作品です。

  • やっぱり最高だ。アダルトウルフガイは最高なんだッ!

  • 犬神明との出会い…ダメオヤジヒーロー好きに目覚めたのはこれかも。
    に、してもなんだこのライトノベル調表紙!(笑)さすがハルキ。

  • こちらは打って変ってふてぶてしい、飄々とした大人の魅力、青年犬神明。これがまたいいんだな。私の一押しだなぁ。すごくハマって、この後ずっとシリーズ読みまくりました。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

 1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
 1963年、漫画原作を担当した『8マン』(少年マガジン連載)は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
 1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
 1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
 1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平井和正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×