刺青殺人事件 (ハルキ文庫 た 10-1)

著者 : 高木彬光

• 角川春樹事務所 (1999年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hirokoさんの感想 · 2011年6月4日]

初の神津恭介ものかつ初の高木彬光。
ヴァン・ダインというかファイロ・ヴァンスを意識してるのかな。横溝正史好きには馴染み深いカストリ風味がありつつ、ファイロ・ヴァンスの貴族趣味もあり、読んでて楽しかった。
他のも読んでみたいです。

[だいさんの感想 · 2009年6月3日]

神津恭介シリーズ第１弾

[やんばるくいな日向さんの感想 · 2008年4月5日]

日本三大名探偵ひとり、神津さんの物語。刺青大好き人間としては非常に楽しく読めます。
　グロテスクに美しく。そして、人は怖い。

[16さんの感想 · 2007年12月31日]

探偵・神津恭介初登場

[信貴 怜さんの感想 · 2005年6月17日]

東大医学部標本室に残された百体もの刺青を施された人皮。中でもひときわ目をひくのは、極彩色に彩られた妖術師〈大蛇丸〉の妖艶かつ不気味に浮かび上がる刺青であった。そしてこの刺青こそ、かつてそれをめぐっての、あやしくも狂おしい一連の殺人事件を引き起こしたものに他ならなかったのだ。巧緻に仕組まれた密室の謎が紡ぎ出す奇怪な惨劇に名探偵・神津恭介が挑む、日本推理小説史上に燦然と輝く不朽の名作。<br>
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[マヨチンさんの感想 · 2004年11月25日]

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[ぶーさんの感想 · 2004年10月15日]

<a href="http://blogs.dion.ne.jp/urawaneko/archives/112350.html">こちらをご覧ください</a>

著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」（49-50）で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」（88）や「神津恭介への挑戦」（91）などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」