- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894567887
感想・レビュー・書評
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『民遺監』シリーズ3弾目。
田外が、大戦直後に埋められた地下の高射砲の取材を皮切りに、闇に跋扈する屍食鬼と、その存在を抹殺していく民遺監の兵士、その裏で進められる「火の王」召喚儀式へと巻き込まれていきます。
地下とグールという事で、H.P.ラブクラフト作品の名台詞も出てきます。田外には辛い展開が多いですねー。香月神父が力を増し、ODTへの翻意を見せてますが、表紙の男性が香月だと思うとちょっと……(´・ω・`)
火の王はCthughaではありません、念のため。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伝奇アクションといった趣だが、ペダンチックな著者の事、敵役の魔術師?の書き込み方もかなりのものが。作品内の時系列としてこれに先立つ2作品(本作の中でも、主人公の回想としてそれらに触れている)も、同レーベルから出ている。
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共時通信記者の田外竜介は、旧日本軍の高射砲を発掘する元砲兵隊長を取材中に、壕内で、若い男女の射殺死体を発見した。それは、浜辺で連続失踪している男女のものだった。さらに内部には、黒い毛に覆われた屍食鬼の姿が…。一方、次々と現れる屍食鬼を黙々と始末する自衛官。そして、陸上自衛隊内部の“民族遺産監理室”で極秘裏に進められる恐るべき陰謀とは!?第一人者が描く、本格オカルト・ホラー。(アマゾンより)
高射砲を担当していたじいちゃんたちがいい味だしてたかな。
敵が気持ち悪かった印象も強い。
話は専門用語が多いわけではないので割とわかりやすいかも。 -
天外魔艦の次はこの作品です。田外の活躍もこの巻で一応終わりです。しかし稲村虹子や芦名龍公は?