グリム童話より怖い日本おとぎ話 (ハルキ・ホラー文庫 な 2-1)
- 角川春樹事務所 (2001年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894568662
感想・レビュー・書評
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期待していたほどグロくも無ければエロくもない。いや期待と言うと語弊があるが...。
物語の内容よりも一つ一つにくっついて来る解説の方がよっぽど興味深い事が書かれいた。しかしそれも物語を追うにつれ受け付けられなくなってしまう。合わなかった、残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020年、29冊目は、主に隙間読書用にしていたモノ。
おとぎ話(昔話)を独自の考察踏まえて、アップデート(と言ってもミレニアム前)したモノとその考察が八話収録。『浦島太郎』『舌切り雀』『一寸法師』『桃太郎』がメジャーなトコ。正直、アップデートと言っても、大人向け、エログロ増し。しかし、中途半端。もっと振り切ったモノが欲しかった。考察も、良くて「へぇ~」程度で、特に唸らされるようなモノは……。
「ハルキ・ホラーのクオリティー」
コレが第一印象。自分、平山夢明『メルキオールの惨劇』(コレは大好物)を除いて、「ハルキ・ホラー文庫」と相性良くナイ。全体の分量揃えて、一話30p台位なら、テンポ感も出たと思う。最後の『桃太郎』で、ソレまでの七話まとめようとしたのも、個人的にはいただけなかった 。
シリーズで何冊かあるよぅだが、自分は手を出さないかな⁉️ -
ミニコメント
日本おとぎ話に隠された恐ろしい真相。8篇を収録
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/321227 -
とにかく下品。
別に怖くないし、エロいのを書くにしても耽美なものにして欲しかった。 -
グロい・・・。
昔流行った「昔話を読み解く・・・」みたいなのを読みたかったが、グロい・・・。
あと変な考察は何なんですか・・・。 -
□ 14111.
〈読破期間〉
2014/6/25~2014/6/29 -
残酷描写をこれみよがしに誇張して不快。著者は悪趣味で品性が低い。民話考証もたいしたことないのに考えて書きましたアピールが鼻につく。
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『ほんとうは恐いグリム童話』が女性版向けなら、こちらは男性版のエログロ。
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100805(m 100920)
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日本おとぎ話の新解釈。
『怖い』というより『下品』な描写が目立つ。というのもすべてがエロチシズムをベースに書かれているから。
もちろんグリム童話にも多くの作品にエロチシズムが含まれているけれども、それと同様に凄惨な描写が書かれていて、その怖さや格言も書かれているわけなのだけれども、この本には一切ない。