三国志 (4の巻) (ハルキ文庫 き 3-4 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568877

感想・レビュー・書評

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  • 曹操の色々な意味での強さが際立つ件。運を掴む決断力とチャンスをものにする闘争力(敗けるときもあるが
    劉備は慕われているのはわかるがまだリアリティがないなw のちに描かれるのかな。諸葛亮はまだちょい先か。
    揚州の動きも気になってきたね。

  • 張飛の従者 王安。
    必死に耐え抜き 張飛の教えを請う。
    殴られても けなされても 気を失っても
    必死に 張飛に 食らいつく。
    このような青年が いなくなってしまったね。

    劉備は 帝から 慕われるが、
    董承の はかりごとに かかわらなかった。
    このような危険を 予知する なにかをもっている。
    そして、曹操のもとから、うまく独立したが、
    相変わらず、曹操の電光石火の戦いに敗れる。

    志を実現する とき(秋)は、なかなかやってこない。

    孫策は 海辺で出会った オンナに 
    心を奪われる。
    志の 遠くにあることにたいする いらだちのようなもの。
    そして、簡単に 命を落としてしまう。
    25歳と言う 若さで。
    その意志を 孫権が 受け継ぐ。
    なぜか、孫策が 三国志から 立去るのが 残念だ。
    それでも、意志は 受け継がれていく。

    小柄な曹操が 袁紹に 二度も 戦って 勝つ。
    十面里伏。
    思い切った 戦術で 勝利をもぎ取る。
    そして、袁紹は 病に倒れる。

  • まだ折り返しまでいってないのかな。

  • 序盤の許都での劉備と曹操の腹の探り合いが緊張感があって面白い。
    ただ前半のクライマックスでもある官渡の戦いについてもうすこし描写が欲しかったかも。この頃の曹操は本当につらい状況だったはず。郭嘉の出番がない。

  • 官渡の戦いまで。孫策が志半ばにしてあっけなく亡くなるのは、分かっていても何だか寂しいよね。孫権じゃなく孫策が蜀軍を指揮していっていたら何か変わっていたのかな。曹操がどんどん強大になっていくのに、劉備が全然。こんなもんだったのかな。

  • すごく頑張って劉備を立たせようとしているけど、なんかしょぼい感じなんだよなあ。
    「本来の」エピソードはカットするかかなり端折っていて、それは小説家としての矜持なんだろうけど、うーん、「水滸伝」ほどの輝きは(今のところ)ない。

  • 遂に曹操が袁紹を破り、曹操の力が強くなり始めました。孫家も次々に不幸が訪れ力はあるのに中央に出てこれません。劉備が本当に活躍するのはもうちょっと先ですね。

  • ストイックで素敵な三国志!

  • 曹操と袁紹の河北をかけた決戦。一瞬の機をつかんだ曹操が勝利。北方三国志の曹操は果断でかっこいい。戦うことで道を拓く。そして孫策は暗殺され、劉備は再び流浪に。

  • 官渡の戦いと、孫策の死と。
    相変わらず女の人登場するなぁと。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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