カラミティナイト 2 (ハルキ文庫 た 11-2 ヌーヴェルSFシリーズ)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568938

感想・レビュー・書評

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  • 前作が面白かったので、今回はムムムという感じ。
    忍の従妹兼元恋人が登場しますが、特に出番なし。
    そして主人公の智美がほぼ出番なし。
    優子と忍がメインになるんですが、話しが進まず、間違いなく続巻も出るための伏線(?)のお話だったかな。
    一巻目が面白かったので、ちょっとトーンダウン。

  • なるほど理屈っぽい
    より細かく言うなら心境を地の文で丹念に描写する
    作者の芸風が
    オルタナティブるとどう変わるか見たかったところ
    確かに男だと絡まないが
    しかしやはり女性であってこそなじむだろう
    天魔はだから駄目なのかも

  • 優子を救うためとはいえ、彼女の親友の咲希を殺してしまったことに、智美は苦しみます。そんな彼女と、いつも前を見つめ、次に自分たちがやるべきことを考えようとする優子との間に、いつしか隔たりが生まれていきます。

    一方忍は、従姉妹で以前交際していた鹿山美由紀が彼に近づいてきたことに苦悩していました。忍の美由紀に対する想いはけっしてなくなったわけではないものの、「災禍の心臓」を持つ彼が美由紀に近づけば、彼女を危険にさらしてしまうことになってしまいます。忍は優子に頼んで、恋人どうしのふりを装って美由紀の前に姿を見せ、彼女との関係を断ち切ろうとします。

    そんな彼らに「慟哭の三十人衆」の新たな刺客が迫っていました。褐色肌の美ジャニス・タウンゼントと、彼女の指揮のもとで動くエリック、ジェイク、フレッド、ウォルターの5人は、忍と美由紀が恋仲にあることを知り、美由紀への襲撃を企てます。ところが、雪村からジャニスに、忍と優子がいっしょにいるという報せが届けられ、優子こそ「第五の騎士」に違いないと思い込んだジャニスは、エリックを優子の襲撃へと向かわせます。

    ジェイクたちに襲われた美由紀の前に、ランスロットに変身した智美が駆け付け、彼女を救います。しかしランスロットの姿を見た美由紀は、忍が自分を助けに来てくれたのだと誤解してしまいます。一方、たった一人でエリックと戦う羽目になった優子はピンチに陥っていました。

    智美と優子の気持ちのすれ違いが描かれていますが、どちらにも感情移入できませんでした。心情ではなく理屈が勝ちすぎているせいでしょうか。

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