三国志 (5の巻) (ハルキ文庫 き 3-5 時代小説文庫)

北方謙三

• 角川春樹事務所 (2001年10月18日発売)

感想・レビュー・書評

[とおさんの感想 · 2024年3月10日]

徐庶からの、いよいよ孔明ですね。6へ

[MASAさんの感想 · 2024年10月3日]

袁紹が曹操に対し2度目の大敗。曹操はその後も袁家の内紛を利用したり、寝返り者の情報を最大限活用したり、勝つべくして勝つ完璧な戦いの進め方。これはかないません。その後に劉備に軍師がつきそうだとわかると母親を人質に引き剥がすというようか細かな策もしっかり。覇権へ向かってまっしぐらな巻でした。唯一、張飛が結婚するのが、心温まるエピソードかな。

[momchapさんの感想 · 2021年12月22日]

いよいよ袁紹も亡くなり、本格的に力をつけてきた曹操軍。対する劉表に拠る劉備、これまた力をつけ始めた孫権軍。
じっくりと期が熟すのを待っている巻。ここでは徐庶との出会いが1番の出来事か。本編にはない張飛のエピソードも微笑ましい。

[mah33さんの感想 · 2021年2月8日]

再読。

あぁ、やっぱりこんがらがってきてしまった。
登場人物のお名前。

荀〜と夏侯〜は曹操チームなのでそうそう
「あれ？」
にならない。

張〜の方々でページを遡る回数の多い事。
しかも忘れた頃に登場され、あっち側でもこっち側でもあるので、
「あれ？」
が繰り返される。

地理にいたっては、完全放棄した。

次巻へ

[josuienseiさんの感想 · 2016年4月7日]

【覚書】
袁紹の死。曹操による河北四州の制圧。

[無さんの感想 · 2024年4月4日]

袁紹病死。呉の役者が出そろってきた。馬超が呂布の代わりとなる描かれ方がされそうで期待。

[もーさんの感想 · 2024年3月23日]

官渡での決戦でギリギリのところで勝てた曹操はさらに袁紹を追い込み再び大勝する。
袁紹発病によりかねてより匂わされていた袁家の内紛の様相が濃くなる。
徐庶があっという間に劉備の元を去り、諸葛亮の名が現れる。

[ayakageさんの感想 · 2024年1月7日]

袁紹が死に、曹操が大きくなり、劉備がいよいよ孔明と出会うきっかけができた巻。

[トバムネキさんの感想 · 2021年7月3日]

袁紹は嫌いだったが、後継争いを見ると同情してしまった。またキングダムで王翦が武力で落とせなかった鄴を、曹操がどのように攻めるのかワクワクしながら読んだ。諸葛亮の名もいよいよ登場し、物語は中盤に差し掛かったという気配を漂わせている。

[ryoukentさんの感想 · 2021年3月22日]

＜事＞
有給休暇の本日少々訳があって朝読み始め夕方までかかって読了。普段はこういう読み方はしないのだけれどまあ色々あるんだと云う事です。

文庫本にくっついてる小さい文字の地図を懸命に見ながら物語の「場所」を確認しようとするのだけれどまあまず見つからないのであった。もっと分かり易い地図がネットとかにはあるのだろうか。

そしておそらく多くの先輩読書家の方々は次の様に書いて今回の感想文を締めくくるのだろう「そして次巻ではついに諸葛亮孔明の登場か？」

著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ（全五十一巻）で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成（下） 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」