三国志 (5の巻) (ハルキ文庫 き 3-5 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568969

感想・レビュー・書評

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  • 徐庶からの、いよいよ孔明ですね。6へ

  • いよいよ袁紹も亡くなり、本格的に力をつけてきた曹操軍。対する劉表に拠る劉備、これまた力をつけ始めた孫権軍。
    じっくりと期が熟すのを待っている巻。ここでは徐庶との出会いが1番の出来事か。本編にはない張飛のエピソードも微笑ましい。

  • 再読。

    あぁ、やっぱりこんがらがってきてしまった。
    登場人物のお名前。

    荀〜と夏侯〜は曹操チームなのでそうそう
    「あれ?」
    にならない。

    張〜の方々でページを遡る回数の多い事。
    しかも忘れた頃に登場され、あっち側でもこっち側でもあるので、
    「あれ?」
    が繰り返される。

    地理にいたっては、完全放棄した。

    次巻へ

  • 官渡での決戦でギリギリのところで勝てた曹操はさらに袁紹を追い込み再び大勝する。
    袁紹発病によりかねてより匂わされていた袁家の内紛の様相が濃くなる。
    徐庶があっという間に劉備の元を去り、諸葛亮の名が現れる。

  • 袁紹が死に、曹操が大きくなり、劉備がいよいよ孔明と出会うきっかけができた巻。

  • 袁紹は嫌いだったが、後継争いを見ると同情してしまった。またキングダムで王翦が武力で落とせなかった鄴を、曹操がどのように攻めるのかワクワクしながら読んだ。諸葛亮の名もいよいよ登場し、物語は中盤に差し掛かったという気配を漂わせている。

  • <事>
    有給休暇の本日少々訳があって朝読み始め夕方までかかって読了。普段はこういう読み方はしないのだけれどまあ色々あるんだと云う事です。

    文庫本にくっついてる小さい文字の地図を懸命に見ながら物語の「場所」を確認しようとするのだけれどまあまず見つからないのであった。もっと分かり易い地図がネットとかにはあるのだろうか。

    そしておそらく多くの先輩読書家の方々は次の様に書いて今回の感想文を締めくくるのだろう「そして次巻ではついに諸葛亮孔明の登場か?」

  • 曹操の比重が高い。

    失意のうちに袁紹が亡くなるも、
    曹操はすぐには攻めない。
    戦略的に事を進めている。

    徐庶は一時的に劉備の客将となったことで、
    表舞台に出ざるを得ないきっかけを作っていく。


    呂布亡きあとの赤兎馬にも幸せが訪れているようだ。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    河北は曹操が着実に袁紹を打ち破り、自らの領域を拡大している。一方で袁紹は官渡の戦いで敗北してから何もかもが上手く行かなくなってしまったようだ。後は時間の問題だろう。
    劉備は劉表を頼り、対曹操のために新野へと入り、力を着けているようだ。食客となった徐庶が軍師となり、本格的な勢力としての力をつけ始めている。張飛は漢中の五斗米道の侵入を撃退するために派遣され、五斗米道の張衛を半数の兵力で撃退している。
    ゆっくりとではあるが生き残る者達が定まってきたような感じがした。一方で張飛の嫁取りという個人的な部分に焦点を合わせた物語もあり、中々に楽しめる内容だった。
    また呉軍も新たな君主である孫権のもとで水軍を中心とした力を着けているようだ。もうすぐかの有名な戦いがあることを考えると楽しみになってくる。

  • 曹操主人公巻。
    もともと中心だが更に多め。
    一瞬でもよく書かれる呂布。
    どんだけ好きやねん。

    三顧の礼はあるのかしら?

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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