偶然にも最悪な少年

  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 43
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894569393

感想・レビュー・書評

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  • 下関などを舞台とした作品です。

  • 「そのときクルマの窓から見た夜景は、キラキラして偽物の宝石のように輝いていた。
     そこにある光の玉の一つ一つには生活があって、それが不幸だろうが幸せだろうが、ここから見るときれいに見える。
     この中のどれくらいが不幸で、どれ位が幸せなんだろう?
     食べ残しの生ゴミや古くなった下着、雨の日に使った長靴や吐き捨てた言葉、さんざん使った女の性器やあらかじめ死ぬことを約束されたゴムの中の精液がその中に放り込まれて、グチャグチャにかき回される。
     いろいろな色が混じり合ってきれいに見えるだろう。
     まるで嘘つきの洗濯機だ」(具秀然『偶然にも最悪な少年』p.87-88)

    この「嘘つきの洗濯機」の中では茶番とも悲喜劇ともつかないドラマがヒビ更新されている。筆者の言葉で言うならば、幸せになりたくて、反対向きに突っ走るということなのだろう。

     曖昧にしておけば良いことを具体化するときに起こる軋轢こそ真実なのかも知れない。そんなことを思いながら読んだ。

     映画と同じ気持ちで読める好著です。『ハードロマンチッカー』と併せて読んで欲しいな。

  • タイトル通り、何と言ってよいのか・・・

    もやもやします。

  • 軽快な意味のわからなさ

  • 死体しーたーい!!しーたーい!!

  • 在日という、どこにも属さない存在。自ら属することを否定している彼は、どこへ向かうのだろうか?

  • いまどき小説

  • こちらも映画化されてた。准くんが読む本ってそういうパターン多いかも。

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