三国志〈11の巻〉鬼宿の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894569669

感想・レビュー・書評

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  • VitaじゃなくてPS3版の方がいいのかなぁ。

  • 全巻から続く悲哀に、本書も全体を通じて色濃く包まれている。
    すばらしい出来だったけど、やっぱ劉備まで死んじゃったのはかなり心が痛い。。。

  • 夷陵で呉との報復戦に臨む劉備。対するは血尿と他の将軍たちの反発に悩まされる陸遜。それとは別の軸で馬超の隠遁生活も始まる。劉備の死に様に爰京が関わってくる。主要人物の死が続き、世代交代が進みつつあるのを感じる。

  • 陸遜の策、馬超の離脱、“士別れて三日、即ち刮目してみるべし”、曹丕の恍猾さ、曹仁大敗、張遼戦死、馬謖と馬忠、司馬懿の思惑、劉備病死、蜀南伐…とうとう劉備までも

  • 遂に劉備も逝った。兄弟の末だった趙雲の悲しみは大きい。そして孔明も。大きな物を失った後、この物語はどこに進んでいくのか。英雄という点では曹操が一番大きかったが、劉備は正反対にあり、人を集めていくタイプであった。劉備亡き後の蜀はどこに向かうのか気になる。

  • 呉への侵攻直前、張飛が暗殺された。劉備はますます暗い怒りを募らせ、呉へ侵攻する。そして呉の策略にはまり大敗。失意の劉備も病に倒れ…。夢を見た男たちの戦いと挫折を見事に描ききっている。残されたのは孔明と超雲。北進を決意する。

  • 劉備もいなくなってしまった。。
    あんなに張衛キャラ作っておいて、最後山賊みたいな終わらせ方で良かったのかと疑問が残る。

  • 乱世のはじめから原野を駆け回っていた最後の人、劉備がついに・・
    意志の力だけで命をのばし、一国の王としてやらなければならないことをきちんとやりとげた。最期に劉備を初めてかっこいいと思った。

    今まで曹操や孫策にくらべて、劉備は影がうすいなぁと思ってたけど
    それは関羽と張飛と3人でひとりだったからなのかもしれない。
    劉備は劉備だけでとらえるのではなくて、関羽と張飛とあわせて曹操や孫策と並ぶひとりとして見るべきだったのかな、と思った。

    やっぱり何十年もひとつの志を貫いて生きることは難しいのかもしれない。
    誰もがすでに乱世に飽きている気がする。


    今後は力の戦いではなくて、諜略と国力の戦い。
    この国もすっかり変わりましたね。

  • 陸遜の名声を不動のものにした夷陵の一戦。待ちに待ち耐えに耐え抜き、勝利を引き寄せた陸遜からは学ぶものは多い。しかし、蜀ファンにはトドメを刺されたような戦。この先、平常心で読み進めるのか。到底自信は持てない。

  • 劉備逝く。
    失意のまま倒れる、という一文で扱われている劉備の死が、最後の最後まで戦ったというエピソードに。
    北方さんのオリジナルの人物と関わっていくところは、ワクワクさせられます。

    馬超は、五虎大将軍と言われるのが、後世の作だと示すような人物像ですね。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

「2019年 『魂の沃野(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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