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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784894641655
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
1歳児の発達に関する深い洞察が得られる一冊で、特に自我の形成や社会性の発達について詳しく解説されています。著者は、子どもが周囲の物や大人に関心を持ち、共感を通じて世界を理解していく過程を丁寧に描写して...
感想・レビュー・書評
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前半で一歳児の発達を取り上げ、後半で一歳半健診から療育への繋がりについて解説する。
正直言葉の使い方が独特(学術的)で、正確に理解しきれていない気がする。
ただ、世界のことが何もわからない状態で生まれて(身の回りにあるものは何か?大人は何をして、何を話しているのか?)、そこから社会性を身につける(大人の言葉の意図を理解する、それに答える、自分からも言葉を発する)ことの難しさに思いを馳せた。
一歳児の発達を成り立たせるものは、物への関心、大人への関心と共感であり、その二つを行ったり来たりする中で世界の理解を深めていくんだなと理解した。
逆に言うと、物への関心や大人への関心と共感が乏しい子だと、世界を理解するきっかけを掴み損ねてしまう。
一歳半健診でそのような困難を抱える子どもたちを見つけ、療育に繋げることの重要性や具体的な流れがよりよく理解できた。
療育に繋げる目的は主に二つ
・親のしんどさを軽減する。子どもと共感しあえる時間を持つためのコツが掴めると、子育てがやりやすくなる。
・子のしんどさを軽減する。子のこだわりが二歳三ヶ月頃に確立し始め、集団生活のしんどさが顕在化する前に支援を開始する。
前半のパートでは、一歳の意図の発達が特に印象に残った:
発達段階①「イヤ」の意図は表すが大人に自分の意図を伝える努力は見られない。大人には大人の意図があることを理解していない。
発達段階②大人の提案に対案を示したり「チガウ」と主張したり、他者の意図との違いを意識した対比的表現を用いるようになる。大人の意図がわかるため「イヤ」がより明瞭になる。(※ただし大人の意図がわかるのは日々の日課において予測しうる場面に限る。靴などの具体的な手がかりがあると意図を理解しやすい。)
発達段階③2歳前後になると、半分こにしてお友達にあげるなど、他者との関係において自分の要求を留保する姿が出てくる。
最近子のイヤイヤに手を焼いているが、「イヤ」の中にも「自分の意図の認識→他者の意図も認識した上での主張→自他認識ができてやっと気遣いができてくる」という発達段階があるのかと思うと、また新鮮な気持ちで子の「イヤ」に向き合って観察することができそうだなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1歳児の自我の発達について学術的に解説されている
自我の発達について、過去の研究をベースに解説されており、また根拠データも示されており、客観的事実(著者の推論もあるが)として受け入れやすく、参考書として優秀ではないかと思う。
一方で、学術的な言い回しが多く、それらの言葉に慣れていないとなかなか理解が難しかった。
(メモ)
子供の発達確認(18ヶ月検診)においては、可逆の指差し(ワンワンどれ?に対して犬を指差すなど)がキーになる
行動を指示するだけでなく、行動を想起させる「物」を与えると、行動にスムースに繋げやすい
大人を通して自分を知り、また大人の真似をして成長することを意識したい -
発達障害児への療育を中心としてまとめられており、タイトルから期待したような内容ではなかったが、参考にしたい点がいくつかあった。特に遊びの「見通し」を物を使ってつけてあげることはあまりできておらず、意識して取り組みたい。
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図書館にて。
著者の講演がとても心に響いたので、著書を読むことに。
学術的な研究をまとめたものが目立つけれど、心に留まる言葉にもあふれていた。
今まさに一歳半の娘を育てている中で、あぁ、この子のこういう行動はこういう成長の過程なのか、と思えることも。
気になる一歳半検診の意義や、その大切さもよくわかる。 -
筆者が行っている親子教室がよくわからないが、親子でのイベントは色々参加した方が子供の発達にはよいらしい。
イヤイヤ期は子供の気持ちを受けとることが大切。
世界が狭いと拘りが強く、広くなるとまぁいいかと思えるのは、乳児でなくてもそうなんだろうな。
著者プロフィール
近藤直子の作品
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