リファクタリング: プログラミングの体質改善テクニック (ObjectTechnologySeries 10)
- 桐原書店 (2000年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894712287
作品紹介・あらすじ
この本はリファクタリングのガイドブックです。系統だった効果的なリファクタリング手法を説明しています。コード中にバグを加えずに、ソフトウェアの構造を体系的に改善できます。
感想・レビュー・書評
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再読完了。
昔読んだはずだが、改めて読んでみるといろいろ発見があり、考えさせられる。辞書的に使うのはもちろんだが、どこになにが書いてあるか、どういう匂いがしたらどのような対処をするかを何度も読み返して身につけたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オブジェクト指向プログラミングの何がいいのか実感を持っていない人は読むと良い。例えば、ポリモーフィズムの何がいいのか書かれてある。
ある程度経験のあるプログラマにとっては、自分のやってきたことがある程度正しかったことを確認できる。 -
"糞コードを書かないためには何を学べばいいか?"と考えたときに、"糞コードを直す方法を学べばいいのだ"と思ったので読んだ。
勉強になる点も多々あったが、単体テストをちゃんと書けるようになってから読むべきだった。後で結城本とかRuby版とかその辺の類書と併読しながら復習したい。 -
メインはリファクタリング手法を方法別に記述している箇所だが、
それよりは、1章の最初の例、12章の大きなリファクタリングがためになる。
もちろんメインのリファクタリング手法あってはじめて成立することではあるのですが。
期待したよりはいい本ではなかった気がする。 -
この本こそが、「リファクタリング」という技術を体系だてたものです。
リファクタリングは、ソフトウェアパターンやユニットテストテスティングなどとともに、現代的なソフトウェア開発の基礎をなす技術の一つです。
「リファクタリング」という名前は、プログラマならほとんどの人が知っていると思います。
しかし、その本当の意味は、知らない人の方が多いのではないでしょうか。
コトバが一人歩きするというやつですね。
そのため、いまだにリファクタリングを「危険を犯して、既に動いているコードをいじくり回すこと」とイメージしてしまっている人は多いようです。
あるいは、実際「リファクタリング」の名のもとに、そういう犯罪行為を繰り返していたり。
リファクタリングは、危険な賭けなどではなく、安全を保証しながらコードを改善、または維持するための技術の体系です。
それは、まさにこの本で定義されたものなのです。
最近のIDEには、たいていリファクタリングのためのツールが組み込まれているか、またはプラグインのようなカタチで提供されています。
たとえばeclipseなら、コンテキストメニューにありますね。
これらのツールのほとんどは、この本で紹介されているテクニックを実装したものです。
リファクタリングツールが、実際にはなにをしようとしているのか、この本で理解することができます。
意図を理解した上で使用すれば、リファクタリングツールは絶大な威力を発揮します。
いいツールなら、プログラマの生産性に決定的な違いを生むでしょう。
「リファクタリング」を理解し、「リファクタリングツール」を使いこなして、あなたの生産性を新たなステージへ。 -
目次を一読し、パラパラと本文を眺めた。オブジェクト指向型言語の使用が前提に見えて、自分の今のフォーカスとは違うように思えたので、それ以上の読み込みは保留中。
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リファクタリング(ソースコードクリーニング)に関するリファレンスに近い気がします.名著と言われるとおり,まとまった良い本でした.手元に置いておき,暇なときにちょこちょこ読むとよりよい気がします.
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内容は簡単。実践は難しい。「Composite化はリファクタリングではなく、機能追加」。
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アジャイルサムライ参考資料