Exceptional C++: 47のクイズ形式によるプログラム問題と解法 (C++ in-Depth Series)

著者 : ハーブ・サッター 浜田真理

• 桐原書店 (2000年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ANSI/ISOで規格化されたC++言語には、大規模な開発に耐えるべく、さまざまな拡張が盛り込まれている。しかし、実際の開発現場でそれらの拡張を有効に活用しているかと言うと、必ずしもそうではない。開発者が新しい機能を使いこなすには、ANSI/ISO C++の構文規則を隅から隅まで読んでも十分ではなく、どのように使用すべきか、という指針となる実際的な例が必要である。本書では、クイズ形式によるプログラム問題と解法により、その要求に逆の見方から答えている。

感想・レビュー・書評

[Cognosce te ipsumさんの感想 · 2019年1月20日]

よくまとまっていると思う。構成がお題と解答形式なので、この辺の知識について初めて読むには向かないかもしれない。でも、良い本。

[ichiro.marinersさんの感想 · 2018年10月23日]

クイズ形式である点が、目新しいので、面白かった。納得させられることも多く、著者のレベルの高さを感じられた。特にnamespaceの取り込みに対する暗黙の変更は、まったく知らなかったので、この本を読めてよかった。

[michiohiraiさんの感想 · 2013年2月7日]

C++を学びたてでこの本を読んだので、その時には、「難しい～」という感じでした。問題とその解答といった形式での展開は、リズム感があって良かったと記憶してます。

[gfxさんの感想 · 2011年7月10日]

C++の注意すべきポイントを集めたものという感じ。内容は常識的で驚くようなテクニックはないが、復習にはちょうどよかった。

[y-sawaiさんの感想 · 2011年4月14日]

自分のC++プログラマとしてキャリアの中で、確実にステップアップするきっかけを与えてくれた本です。
『Exceptional C++』を読んだ（そして理解した）C++プログラマと、そうでないC++プログラマでは、はっきりと違いがあらわれるはずです。

[kzlさんの感想 · 2010年5月24日]

C++を信頼のおけるパートナーとするための本。
Effective C++ くらいは事前に読んでおかないと、挫折しちゃうかも知れないけれども。

[P_tanさんの感想 · -]

この本を読んでC++こわい＞＜と思った次第。例外安全、例外中立、Pimplイディオム、インターフェース原則などなどC++を使うなら読んでおいて損は無い一冊。