省メモリプログラミング―メモリ制限のあるシステムのためのソフトウェアパター (SOFTWARE PATTERNS SERIES)

  • 桐原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894714083

作品紹介・あらすじ

限られたメモリ(RAM、ROM、補助記憶装置)を有効に使うためのプログラミングテクニックを解説。各テクニックはパターンという明確な形にまとめられ、各パターンは体系的に整理されている。あらゆるシステムに付随するメモリ制限という問題を、エレガントに解決する一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • メモリ制限のあるシステムの開発には、2つの方向性が考えられます。

    一つは、MISRA-Cに代表される静的なメモリの利用に限る方法です。事前に必要なメモリを確認し、動的なメモリや、不必要なメモリを使わない 方法です。

    もう一つが、メモリの利用を少なくするための技術です。

    本書は、後者に力点を置いています。
    Small architecture
    secondary storage
    compression
    smalll data structures
    memory allocation

    5つの技術を示しています。

    最後のMemory Allocationには、いくつかの技術を紹介していて、最初がFixed Allocationです。これは、静的メモリ管理です。

    圧縮、補助記憶など、メモリだけに限定すれば有利です。
    処理時間を含んだシステム全体で考えると、効率的とは限らないことを紹介しています。

    ソフトウェアの設計パターンの本として読もうとすると、迷路に入るかもしれなません。

    どういうメモリ制約があるかを明確にし、どういう機能が必要か、どういう検証が可能かが決まれば、採用する技術が決まる。本書の分類は、採用技術を決める際の手助けになる。

  • 計算機システムの搭載メモリ量は指数関数的に増加しているが、実際のプログラミングの現場ではメモリの制約を受けるという状況が数多くある。本書はデータ圧縮やメモリアロケーションの手法など、メモリ使用量を低く抑えるためのノウハウについて扱った数少ない図書の一つである。(電子情報学専攻)

    配架場所:工2・図書室
    請求記号:007.64:N91

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001941193&opkey=B149066111907025&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

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