デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ (SOFTWARE PATTERNS SERIES)

  • ピアソン・エデュケーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894716841

感想・レビュー・書評

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  • オブジェクト指向言語を年単位で実践してそれなりに分かってきたところで見えてくる新たな壁。それを乗り越えようと試行錯誤をしているときに読んだらいろいろ目から鱗。

    著者が文化人類学とか知識工学とかが専門のようなので、そういった観点での本質的な議論が興味深い。デザインパターンのご先祖、ソフトウェアではなく建築の書物である Christopher Alexander の『時を超えた建設の道』http://booklog.jp/item/1/4306043061 まで遡ったり。

    デザインパターンの肝は流動的要素のカプセル化。
    型の隠蔽。共通性/可変性分析。オブジェクト生成・管理と使用の分離。

  • もっと早く読んでおけば良かった。これから何度も読み直すと思う。ってか。自分でサマリー作らないと、他人に伝える時に、このままでは歴史的経緯を知らないと、本質を見ずに軽んじる危険性があるし。

    何しろ自分のためか。

  • 良いです。

  • 羽生田さんにオススメしてもらってから読了までかなりかかってしまった。(その間にピアソン桐原が無くなっちゃうし…)

    Bridgeパターンにかなりページ数を割いているのが面白い。(実際、本書にとって重要なパターンなのだけど)

    オブジェクト指向にとってデータのカプセル化は多様な側面を持つカプセル化の小さな側面に過ぎない、というのは覚えておこう。

  • 「なぜデザインパターンが必要か?」、「どこからデザインパターンが出てきたのか?」、「どうやってデザインパターンを使うのか?」などなど、デザインパターンについていろいろな疑問のある方へ、この本はこれらの疑問点に真っ向から答えてくれます。解説しているデザインパターンの数が少ないことが、多少残念ですが、名作です。第2版の出版が待ち遠しい限りです。

  • 図書館で借りた。ちょっと違うだなぁ

  • 個人的には名著。
    「現実世界のままにプログラムを考えることがオブジェクト指向です」だの
    「動物クラスあってそれを継承して人間クラスができて差分が〜」だの
    言いたいことはわからなくもないがしかし今一ピンとこない本質からずれたようなことをのたまう
    入門書達はすべてこの本の踏み台となるべく存在していたのだというくらいに名著。
    デザインパターンを通してオブジェクト指向、またその逆を通してオブジェクト指向の概要、思想、メリット、旧来の構造型プログラミングの違い、デザインパターンの有用性を鮮やかに書き記している。
    想定読者としてはオブジェクト指向の基本を学んだがピンとこない、xxxってそんな大切なの?みたいに思ってる方が一番適切。あるいはgof本を読む前の導入も良い。
    知識0でもついてはいけるが、前述のように他の入門書でわからなかった経験があると
    感動出来るので個人的には何か1冊斜め読みしておくことを勧める。

  • この本に出会えて本当に感謝しています。

    僕はJavaの入門書の次に読んだのですが、それまでもやもやしていた状況に本当に光がさすように感じました。
    この本だけではオブジェクト指向/デザインパターンについての情報を網羅できませんが、最初の一歩にはベストだとおもいます。

  • 結局オブジェクト指向って何が良いの、という問いに答えられる本。

  • オブジェクト指向プログラミングをある程度かじったら、知識を整理するために読むと良い本。

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