戦時中の話しことば

  • ひつじ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894762220

作品紹介・あらすじ

2001年7月、小林勝作のラジオドラマ台本73冊を入手。戦時中の1936年から戦後の1955年の間に、日本放送協会からラジオで放送されたものであった。現在の話しことばを研究するとき、その歴史的背景となる前時代の話しことばの研究は不可欠である。本書では、序章で、資料の解説をし、台本の性質とその扱い方を説明している。本論は大きく1部と2部に分けている。1部は台本に使用されていることばの分析に基づいて、当時の言語状況を知ろうとしたものである。2部は、台本に描かれた内容の中からいくつかのテーマを立てて考察し、当時のラジオドラマの世界を知ろうとするものである。

著者プロフィール

文教大学教授
〈著書・論文〉
『女性の呼び方大研究』(編著)三省堂、1992年
『女のことばの文化史』学陽書房、1997年
『気になります、この「ことば」』小学館、1998年
『女とことば—女は変わったか 日本語は変わったか』(編著)明石書店、2001年
『中国女文字研究』明治書院、2002年
"A Cultural History of Japanese Women's Language" Center for Japanese Studies The University of Michigan 2006 など。

「2007年 『ことばとジェンダーの未来図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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