ファンダメンタル音声学

著者 :
  • ひつじ書房
4.20
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本棚登録 : 83
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894762794

作品紹介・あらすじ

発音は「理屈」である-英語の発音をよくするにはネイティヴ・スピーカーにみっちり教えてもらうしかない、というのは「迷信」です。「理屈抜きの口まね」では、いくら練習しても限界があります。本書で音声学の理論に基づいた「正しい」発音を伝授します。RP(イギリス英語)だけでなくGA(アメリカ英語)やコクニーまで、豊富な音声データ(MP3形式)付き。ワンランク上の英語を目指す方におすすめです。

感想・レビュー・書評

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  • 何箇所かミスがみられた。そこの点を除けば発音の仕方等々実践的で役に立ちます。

  • 音声学の本なので、発音の仕方について詳しく書かれています。個々の発音記号だけでなく、イントネーションなどにも詳しく触れられています。

    付属のが、CD-ROMじゃなくて普通の音楽CDなら使いやすいのに…とは思いました。
    あと、収録音声は基本的に著者(つまりノンネイティヴの日本人)です。日本人学習者にとっては、ネイティヴの音声じゃないと…と思うかもしれませんが、ノンネイティヴにでも正しい発音が出来るのだと、とても安心感がもてました。ただ一つ言えば、時々練習の前に「日本語での説明」が収録されてますが、繰り返し練習したいときには邪魔なので、配慮してほしかったなーと思います。

  • RPの英語(イギリス)発音について解説。CD-ROM付き。CDなら良かったのに。
    少し読んでみて良さそうだなというのはわかります。でも字ばかりで口や舌の絵での解説が少ないので、この本だけだと進めにくく、最初の方しか読めていません。初心者には他の本と併用した方が勉強しやすいと思います。でも、単に英語の発音本ではなく音声学の本なのでやっぱり詳しいですね。

  • 他の音声学の本を読んだことなく比較対象がないが、とてもよくできていると思ったので評価は4にした。

    発音が上達するとリスニング能力も向上する(英語耳の人が言ってた)。
    その意味で、正しい発音は英語力の土台として重要。こういう本を高校時代に学んでおくべき(だった)、あるいは教育者が推奨すべきと思う。

    前編:
     母音と子音の発音ガイド。
     お手本の発音をよく聞いて、自分の発音を録音して、それらを比較しながら練習した。
     日本人が注意すべき点がよくまとまっていて、実際に細かく指示に従っていくとどんどん音が近づいていく感覚が得られた。
     発音に自信がつくにつれ、ネイティブの発音を聞いたら、その音がどのような口・舌の形をすればでるのかイメージがつくようになった。つまり、音の聞き分けができるようになった。

    後編
    イントネーション。単語をつなげて発音する方法。
     ここらへんは、まだまだ読み込めてません。
     

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著者プロフィール

今井邦彦は東京都立大学名誉教授

「2019年 『チョムスキーの言語理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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