メタファー研究 2

制作 : 鍋島弘治朗  楠見孝  内海彰  坂野公一(welle design)(装丁) 
  • ひつじ書房
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894769823

作品紹介・あらすじ

言語学、心理学、工学など、様々な立場からレトリックを研究し、意見交換する場を提供することを目的とした日本語用論学会メタファー研究会の発表を中心としたシリーズ。第2巻では「時間のメタファー」「比喩と隠喩」のテーマを中心に多様な論文を収録。

執筆者:宮原勇、一川誠、篠原和子、岩崎真哉、大神雄一郎、本多啓、籾山洋介、笠貫葉子、大田垣仁、岡隆之介・楠見孝、石井康毅、Bipin Indurkhya

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第11章 岡隆之介・楠見孝「比喩表現の伝達目標別の使用頻度と情動知能特性との関連」 
    第11章は、岡・楠見による比喩表現の伝達目標別の使用頻度と情動知能(IQに対してEQと一般に呼ばれる)特性との関連を、心理学的に検討した論文である。具体的には、話し手の伝達目標ごとに比喩表現の使用頻度を明らかにした上で、比喩使用の頻度と情動知能特性の関連を質問紙調査によって検討している。近年、情動知能特性と比喩表現の感情的な含意の推測の正確さには関連があるという報告(Barchard,Hensley,Anderson, & Walker, 2013)があり、情動知能特性と比喩使用との関連を解明することは、個人差研究としても重要な意義をもつ。
     2つの調査の結果は、(i) 話し手は比喩表現でしか伝達できないことを伝達したり、情報を正確に伝達する目標のもとで、比喩表現をより多く使用していること、そして(ii)修辞的な伝達目標での比喩使用の頻度が、自己の感情の理解にかかわる情動知能特性と正の相関関係を示した。(序論より)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

関西大学教授。専門は言語学、認知言語学、メタファー。主著に『日本語のメタファー』(くろしお出版、2011)、『メタファーと身体性』(ひつじ書房、2016)、『英日翻訳の技術』(くろしお出版、2020)。楠見孝,内海彰と共に『メタファー研究』シリーズ(ひつじ書房)を編纂する。趣味はアメフト観戦。

「2020年 『認知言語学の大冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

メタファー研究 2を本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 1
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
ツイートする
×