国民語が「つくられる」とき ラオスの言語ナショナリズムとタイ語(ブックレット〈アジアを学ぼう〉 11) (ブックレット アジアを学ぼう)

著者 :
  • 風響社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894897380

作品紹介・あらすじ

近似する言語を持つ隣国タイ。その強大な政治・文化の磁場にさらされ続けるラオスにとって、言語の独自性は独立の証しである。国民性を創り、守り育てる現場からレポート。

感想・レビュー・書評

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  • タイ語とラオス語(ラオ語)はとても似ていると聞いて興味を持って読んでみました。
    言語というのはどうしても政治や戦争、他国の支配などから自由でいることは難しく、また現代においてはテレビや映画、人の行き来の影響も大きいということがわかりました。ラオス語を大切に守ろうとしている人も多いと知って、言語について改めて興味が増しました。

  • ラオス旅のためにラオス語勉強中。

    タイ語とあまり変わらないラオス語。
    タイとの違い、“独自性”を打ち出すために、いかにしてラオス語が「つくられた」か、という本。

    すごく面白いけど、タイ語かラオス語を知らなければ、全然面白くないだろうな…。

  • [ 内容 ]
    近似する言語を持つ隣国タイ。
    その強大な政治・文化の磁場にさらされ続けるラオスにとって、言語の独自性は独立の証しである。
    国民性を創り、守り育てる現場からレポート。

    [ 目次 ]
    1 「ラオス」の誕生―メコン川に引かれた国境線(ラーンサーン王国―繁栄と没落;国境線と言語の「境界」―分断されたラーオ人たち;「失地回復」と大タイ主義;ラオス刷新運動―ラーオニャイ(大ラオス)
    ラオス内戦「二〇年戦争」―分裂するラーオ語)
    2 ラーオ語を「つくる」―正書法をめぐって(ラーオ語正書法とタイ語正書法;ラーオ語は「遅れた言語」か?;ラーオ語正書法をめぐって―タイ語との「境界」設定;「国民語」、「国民の文学」;王国政府とパテーと・ラーオへ)
    3 ラーオ語の「歴史」―「ラーオ語族Sakun Phasa Lao」の形成(ラーオ語、ラーオ族の「起源」―「ラーオ語族」;ラーオ語の「歴史」―「没落」と「復興」;タイ人は「ラーオ系民族」か?;)
    4 ラーオ語か、タイ語か―言語ナショナリズムの昂揚(新しい娯楽とタイ語;「パーサー・パー・シィア」;アカデミーへの批判)

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