本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894912762
作品紹介・あらすじ
精神保健・医療・福祉に関わる人たち、そして当事者・家族にも読んでほしい、精神医療をわかりやすく語る講義録!!
感想・レビュー・書評
-
病院は、看護師がやりたいことをやる、
医師がやりたいことをやる、ところではない。
スタッフの役割は、
一人ひとりに日の光があたるような、
小さな仕掛けを絶えず作ること。
その仕組みにも固執せず、
作っては壊し、壊しては作るを繰り返すこと。
どういう仕掛けを作れば、全体が元気になるか。
新しいものが入ってきたとき、
必ず揺らぎが生まれる。
そのときに治療力が働く。
その工夫が本当に工夫したものだとしたら、
どんなことをやっても構わないという空気が
そのチームにあるかどうか。
病院は許可性よりも禁止制の方が本来はよいはず。
禁止するということは、
禁止すること以外は何もやってもよい
という自由があるということ。
許可制にするとそこにヒエラルキーが生まれてしまうから。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示