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- Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895281102
作品紹介・あらすじ
「宇宙人の宿題」小松左京/作 たむらしげる/絵
「おみやげ」星 新一/作 和田 誠/絵
「野ばら」小川未明/作 司 修/絵
「空にうかぶ騎士」アンブローズ=ビアス/作 太田大八/絵 吉田甲子太郎/訳
「石うすの歌」壺井 栄/作 本 くに子/絵
「えぞまつ」神沢利子/作
感想・レビュー・書評
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「野ばら」小川未明/作 司修/絵
作品の素晴らしさはここで言うも疎かだが、司修さんの挿画の素晴らしさが際立っている。
対立する二つの国。国境の石碑を守る老人と若者。いつしか理解し合う二人を、国同士の争いが引き裂く。戦場に向かった若者は騎馬の一軍を率いて老人の夢枕に立ち、一礼して野ばらの香りを嗅ぐ。
極彩色とも呼べる色の重なりを黒く塗りこめて、スクラッチの技法で描き出された挿画が、作品世界を鮮やかに浮かび上がらせています。
世界が対立する今こそ、小学6年生に読んでほしかった物語だと、痛切に感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2さつあります。
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≪県立図書館≫
「宇宙人の宿題」は、最後のところを猛烈に覚えている。
「石うすの歌」も、忘れられない。
実際に教室で、石臼をひかせてもらったことも思いだした。
心に残る作品ばかりだと感じた。
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