読書力アップ!学校図書館のつかい方: 赤木かん子の

著者 :
  • 光村図書出版
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本棚登録 : 151
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895286688

作品紹介・あらすじ

だれでもできる図書館運営マニュアル。学校図書館のBefore→After PART2。リクエストカード・貸出カード・読書郵便・図書館クイズなど、今すぐつかえるテンプレート集付。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館のしごとがとても忙しい人なのだということがわかる本でした。
    図書館が、そこに来る子どもたちにとって、さらに豊かな場所になりますように。

  • 在宅ワークで、再読。

    学校司書のいろはが写真入りで丁寧に書いてある。

    仕事内容、計画の立て方、図書委員やボランティアとの関わり方、イベント案などなど…ゼロから始める人にもとても分かりやすい本なのだが、小学校の例がほとんどなので、もっと中学校の図書館の写真が見たいなぁ…。

    研修でもらったマニュアルには、『書架の配置は0類から時計回りに』と書いてあったが、この本では『調べ学習がしやすいように2類、3類、5類を固めて配置する案』が紹介されていて、ヘェ〜なるほどね〜、と思った。

    基本的に本の分類は、司書が決めて良いことになっている。この本でも、その学校にあった分類を…と書いてあるのだが、そこがなかなか難しいところ。
    どの分類の棚にあれば、一番手にとってもらえるか…授業活用がまだまだな分、個人利用の方を念頭に置いている。

    おそらく今年度、中学校では、コロナのために図書館での授業に時間は割けないのではないかと思う。
    どうなるか、まだ分からないけれど、子どもたちの癒しの場になれるよう、一層励みたい。
    2020.5.20

  • 図書館のお仕事から、図書館の使い方までやさしく教えてくれる本。

  • 実務的な記述はとても参考になる。特に装備。写真での説明がとても丁寧。また、廃棄についての考え方もよくわかる。自分だけの判断でできるものではないので難しいのだが、教員側と話し合いOKを出してもらうための説得材料になると思う。

  • 調べる学習について知りたくて、図書館で借りた。

    図書館の1日、図書館の1年、調べる力アップ!図書館のつかい方、今すぐつかえるテンプレート集、Q&Aコーナー。

    ほんと多忙ですね……専任・専門・正規の学校司書が必要でしょう。
    参考になったのは以下の通り。
    ・新刊展示は写真をとって壁に貼り出す
    ・新刊は2週間貸出禁止
    ・NDC順に並べない(3・5・6をひと固まりにして “日本のくらし” にする)
    ・NDCは2桁めまでは丸暗記
    ・絵本を分類する(「民話」「神話」「伝説」、「天文学」「地学」などの「自然科学」、「心理学」をNDCで分類/絵本の棚は文学のみ)
    ・飾りつけは6年生の男子を基準にする(幼稚な飾りつけはやめる)
    調べる学習の部分では、各学年の学習内容の目安が示されていてわかりやすい。

  •  p48の図書館の1年やp54の新刊購入 分類の"小引き出し"を作るのところは、参考にしたい。調べ学習の支援のところは、小学生に求めるレベルとして、こんなにできないとダメなのかな?と思った。

  • ・図書館の一日
    ・図書館の一年
    ・調べる力アップのための、図書館の使い方
    ・テンプレート集
    ・Q&A
    もくじより。

  • 続編。これもいい。唸らされます。
    かん子さんの真髄を見せて頂きました。
    見解の異なる部分は参考程度に、学べる点はおおいに取り入れたいです。
    【2015.1.31再読】

  • 悪くはない・・・と思いました。

    学校司書の仕事とはどんなものかイメージできないお役所の人などには、
    1日のながれも1年を通しての全体の流れもわかるし、
    なかなか良い説明になるのではないでしょうか。
    もちろん新人司書にもそのまま使えるワークシートなどがあり、
    実用性もあると思います。

    ただ1つ、注意点があります。
    校内に詩を掲示するコーナーをつくるというアイデアが紹介されていましたが、
    校内における詩の全文掲示は著作権法上、問題ないとは言えません。
    行う場合には必ず出版社を通じて許可を得て行うべきでしょう。

    STAP細胞の論文騒動でも問われているようなコピペ問題は
    大学を含む学校という組織内での
    意識の低さに由来しているとも言われています。

    赤木さん自身もこうした著作権の問題については、
    学校図書館が児童に指導する責任(の一端)を負うというスタンスだったと思うので、
    なぜこのような脇の甘いことになったのか不思議です。

  • 私は学校司書ではないけれど、いずれ経験することができればこの本は手元に置いておきたい。
    写真や実例が多く、やるべきこととその結果がよくわかる。
    つかい方とあるけど、利用者に立つ人間が見てもほぼ役に立たないであろう、とてもわかりやすい学校司書のための専門書です。

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著者プロフィール

松本生まれ、千葉育ち。
法政大学英文科卒。
1984年、“本の探偵”でデビュー。
現在は、子どもの本や文化の紹介、ミステリの紹介・書評に活躍中。
好きなものは、温泉と民族伝統芸能と美味しいゴハン。
著書
『こちら本の探偵です』(径書房)
『子どもの本とごちそうの話』(径書房)
『魔女のよせなべ』(径書房)
『かんこのミニミニヤング・アダルト入門1・2』(リブリオ出版)
『この本読んだ?おぼえてる?』(フェリシモ出版)
など

「1988年 『魔女のよせなべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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