ベスト・エッセイ〈2014〉

制作 : 日本文藝家協会 
  • 光村図書出版
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本棚登録 : 68
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895287371

感想・レビュー・書評

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  • 昨年いろいろな本や新聞に掲載されたエッセイから76編選んで掲載されたもの。
    私としては塩野七生、酒井順子、岸本佐知子、田丸公美子、林真理子(敬称略)といったかたたちのファンなので、読むことにしました。

    結果として、今まで縁のなかった、主に文を書くことを生業とした多くの文化人に出会えてよかった。
    とても良い企画だと思います、光村図書。

    だいたい面白かったですが、特にいくつかしぼると。

    アーサー・ビナード「『エッチ』に関する悩みはいろいろある」から始まります。
    五味文彦「つまり『春は曙』以下の風景は、枕を交わした人と見るのがとてもよい、のであった」
    田丸公美子「そして本家本元イタリア版は、さすが愛の国、お伽話を逸脱した成人指定の…」

    ↑ちょっと大人のかたが興味もつように紹介してみました♪

    それと、
    岸本佐知子『体操』
    藤野可織『啓蟄』が好き。

    やなせたかし、亡くなるちょっと前のエッセイ。
    これはアンパンマンファンは読んでおいた方がいいかも。

    黒田夏子だけはとばした。面倒くさいと思いました。
    きっと『abさんご』も読まないでしょう。

    よしもとばなな。読んでよかった。
    お父さんとの思い出が書かれていたのです。
    それで、ハッとした私。

    私は父のことをしばしば思い出すのですが
    「酒飲んでほんと迷惑だった」
    と、自分のことを棚にあげて思うのです。

    でもばななさんのエッセイ読んで、おそらく自分、小学校低学年以下のころであっただろうことを思い出しました。

    会社から帰った父と駅で待ち合わせて、茶店でいっしょに甘いものを食べたこと。
    もうひとつ、夜寝る前に父の布団に入って、父の創作した滅茶苦茶な童話を聞いたこと。

    それらは何日か続くのですが、ある日突然「もう終わり」と言われそれきりになります。
    今思うと父にとってちょっとした気まぐれだったのに、私が毎日楽しみにしてせがむようになったので、面倒になったのでしょう。

    幼いころの私は父のことが大好きだったんだ。
    もっと一緒にいたかったんだ。
    ばななさんのエッセイを読んで思い出したから、
    この本を読んで本当に良かったと思いました。

  • エッセイを読むのが好きで偶然にもこの本を知ったので借りてみました。

    書いている人の考えていることや過去が知れて職種に関わらず好きなのですが特に作家のエッセイが好きです。
    この本の中では三浦しをんさんの本が面白い。

    漱石のことについて書かれているのですがめちゃくちゃ可愛い!
    何歳のときのエピソードなのかわかりませんが「うん」て(笑)
    漱石のエッセイを読みたいです。

  • 初エッセイ…時間かかりましたが、まぁ、良い話もチラホラ…決してサクッと読める作品では無いので、購入してじっくり読む方がオススメです。

  • 2015/2/11 読了

  • 印象に残ったエッセイは、浅田次郎の文。
    藤原定家の歌「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫やの秋の夕暮れ」を挙げて見えないものを見せる技に感嘆していることにさすが小説家と思った。
    そのほかには養老孟志、よしもとばなな、角田光代などの作品がよかった。

  • 好きではないエッセイ山盛の本

     わずか数ページのエッセイが山ほど詰まっている。うまいな、文章が。そう思うけど、それだけ。エッセイ好きではないんだよね。

     子どもたちの卒業文集みたいな感じで軽くながすのがいいんだろうな。直筆で出版すればいいんのにな。

  • 資料ID:98140694
    請求記号:914.68||N
    配置場所:普通図書

    三浦しをん、角田光代、林真理子、よしもとばなな、やなせたかし、藤沢周、浅田次郎などなどの人気作家のエッセイを集めて一冊の本にしました!!

  • 編纂委員5人が書いた物も含め、正直なところ、これがベスト?...と感じてしまった。(しかも出版時点では2014年ってまだ半分でしょ?と。)あまりにそうだったので調べてみると、「2013年に新聞などに発表された数多くのエッセイの中から,読み応えのある76編を厳選しました。日常生活の機微を切り取ったエッセイの妙味をどうぞご堪能ください。」とのこと。なるほど、発表年については納得。だけどやっぱり、これが「厳選」された作品群なのかというのに釈然としない。単に読み手の個人的好みと少し違ったというのが理由かもしれないけど。

  • エッセイは基本、読まない方だけど、なんとなく
    手にした本。けっこう良いものが多かった。
    こういう本が銀行の待合に置いてあるといいんだけどな(笑)

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