1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし

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著者 : デミ
制作 : Demi  さくま ゆみこ 
  • 光村教育図書 (2009年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895726863

1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなしの感想・レビュー・書評

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  • インドの「算数昔話」である。これがもう、面白いのだ!
    ゼロの発見もそうだったが、2の累乗のすごさは、昔からこうして人々を驚ろかせてきたのかもしれない。

    少女・ラーニが王様にお願いしたのは、「一日目はひと粒のお米。でも翌日はその倍ください」。
    翌々日も、そのまたよくよく翌日も・・そしてひと月経つと、納めた年貢のすべてを取り返してしまうのだ。
    けちんぼの王様から、貧しい人々をその知恵で救ったラーニ、あんたは偉い!
    おかげでどんどん桁が増えてしまい、後半は数字を読むのにちょっと時間が掛かった(笑)

    お話と挿絵のギャップも楽しいところで、インドの精密画が本格的で、とても美しい。
    金色と赤が殊に冴えていて、目を近づけてしげしげと見入ってしまった。
    日ごとに増えていくお米の描写が素晴らしく、30日目は見開き4ページ分で登場する。
    読みながら「おおー!」と声を上げてしまった。
    ここだけでもなんとか力を込めて開き続け、子どもたちに見せてあげたいところ。
    掛け算を学んでからの方が、より楽しめる一冊。
    算数嫌いの子どもたちも、数の不思議さを感じてくれるといいなぁ。
    約12分。4年生以上。

  • インドの絵本。話も面白く、絵は綺麗、見開きページは大迫力です。

    インドのある地方の王から、ご褒美をもらうことになった村娘ラーニは、お米を一日目には1つぶ、2日目には2つぶ、3日目には4つぶ…ともうらうことになる。

    小学3年生の絵本読み聞かせで使ったのですが、最初は「ふーん」という感じだったのが、どんどん数が大きくなると興味を持ってきたようです。

    30日目はおこめが「536870912」粒になるので、見開きいっぱいに綺麗な像たちが米俵担いでの大行進。これは迫力。「おこめ」という言葉もやわらかでいいんですよね。最後のページには、倍々計算していくとどういう数になるか一覧表もあります。
    しかし読む方としてはいきなり「536870912」を見て思考停止。学校に行くときは振り仮名付箋ふって行きました。

    --追記--
    今度は2年生に使ってみました。 まだ授業ではそこまでの倍々計算や大きな数字は習っていませんでしたが、絵本としても面白いし、「536870912」とか大きな数字は黒板に書いたら「なんかとにかくすごい!」と思ってくれたようです。

  • ラー二はみんなから集めたお米を独り占めしていた王様からご褒美としてお米を30日間それぞれ前の日の倍の数だけもらうことにする。
    1日目には1粒、2日目には2粒、3日目には4粒。王様もはじめは大した数じゃないと思って了解したが、30日目には…
    絵を楽しみながら算数の勉強にもなってすばらしい。

  • 2年生のこどもが、「おもしろい」と自分で読んだ。
    ちょうど、掛け算を学校で習いはじめ、「倍」というものが理解できているので、すっと入ったようだ。
    数を視覚的に捉えるのにいいように思う。
    いかにもお勉強的な本ではなく、ちゃんと話になって、ハッピーエンドになっているのがいい。
    賢いってすばらしい。

  • 米は飢饉になったら分け与えるという約束を破った王。村娘はある事で褒美をもらう権利を得る。初日は1粒でいいから毎日前日の倍の米をもらう事に。30日で何と!算数の動機付けになる本

  • 1つぶ、2つぶはいいとして、何百何千、何万何億のお米を、誰が一粒一粒数えたのだろうか。それが気になる。
    途中からおおよその数にしたのかな。袋1つが約何粒だから、今回は袋いくつ、その袋いくつ分がかご1つ分で、だから今回はかごいくつ…って、順々に単位を引き上げて行ったのかもしれない。
    そうでないと、毎日きちんと数をそろえたお米なんて用意できないですものね。


    読み聞かせにも使えると思います。
    お話しの内容的にも面白いし、数の面白さも分かります。
    私この、倍々話好きなんです。
    ただ、読むときには、つっかえずに数字を言えないと、変な間ができちゃいますね。
    最後の億単位のところは、億から始まるって覚えておけばいいのかな。
    掛け算を覚える2年生から…と言いたいけど、桁が多すぎるから3年生ぐらいからかなあ。

  • 数学を体感できる絵本だと思います。

  • 4年生の読み聞かせに。

    村人たちから召し上げたお米を、飢饉になっても分け与えない王様。村娘ラーニが知恵を働かせ、とうとう王様の米蔵をからっぽにしてしまう、という面白いお話です。

    「米粒を今日は1粒、明日はその倍、次の日はさらにその倍・・・」と30日間、倍々で米粒をもらう約束をしたラーニ。

    しばらくの間、米粒はほんのわずかで、拍子抜けするほどなのですが、途中から目を見張るほどの米粒の量になります。米を運ぶゾウが見開きいっぱいに並んだページは圧巻!子ども達から「おお~!」という感嘆の声が。

    「こめつぶ、一粒ずつ 数えたのかな~?」とつぶやく子も。そうねえ、5億粒以上の米粒を数えるのって、気が遠くなりそう・・・・・(笑)

     ちなみに、読み聞かせの時は、数字だけ抜き出したメモを自分用に用意しました。本番はそれをチラ見しながら。絶対 数字で噛む・・・と思ったので(^^;)

  • 図書館

  • 枠と文様が美しい。
    独特の色使いや金色の使い方、いかにもインドらしい雰囲気を感じる。
    最後の象の見開きは圧巻。数の面白さも伝わってくる。

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