日本人のまっかなホント

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本棚登録 : 59
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895858304

作品紹介・あらすじ

21世紀は日本人も変わらなきゃ!国際的なエコノミストたちが激辛ユーモアで日本人を斬りまくる。

感想・レビュー・書評

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  • これ、20年くらい前にシリーズで売り出されていたのを、何冊か読んでいました。
    日本人のは読んでなかったので久しぶりに読みましたが、面白いですね。

    「日本人はあまり冗談を言わない。言う時は「これは冗談ですが」と前置きをする」とか、「日本人はブランドと流行に敏感。だれもが目立たないように目立とうとしている」なんて、当たり前すぎて気づかなかったよ。
    本音と建て前を使い分け、言われる前に空気を読む。
    日本人のわたしでも、大の苦手分野。

    でも、外国人から見た日本人は金太郎飴のように誰も同じに見えるかもしれませんが、日本人の中では県民性なんていう区別がまた存在する。
    もっと細かく県南県北で違うとか細分化していくと、みんな違ってみんないいにならないかなあ。
    なるといいな。

    「日本では、謝罪は、追及してくる相手を黙らせる手段。自分の責任を認めるわけではない」
    外国の人たちからこのように見られていることを、恥ずかしく思わないとね。

  • 陳謝をして辞任の意を明らかにすれば、過去は清算されてしまう。まわりもくどくど問いただしたりしない。しつこく追及されないために謝ったのだ。ようするに、謝罪は罪を認める行為ではなく、自分の罪を免除して、非難する人の口を封じる手段なのである。(11)

  • まっかなホントシリーズ第22巻「日本人」です。
    日本人の生態が調査され、詳細に記されています。
    数々の外国人を紹介(虐待)してきたシリーズですが、日本人の番がやってきました。
    この島国の素晴らしいことも記載されているのですが、素晴らしすぎて病的に思えることが多く、良し悪し総じて苦笑いする内容になっています。
    日本は携帯電話だけでなく民族としてもガラパゴス化しているに違いありませんし、今後も続きます。

  • 思わず笑えるお国気質の暴露本[まっかなホント]シリーズ、日本人編。
    The Xenophobe's Guide to the Japanese

    ずーっと前に買ったんだけど、最近ブーム(?)の説明書本にちょっと通じるところがある気がして再読。


    ●日本人はすぐ「われわれ日本人」と言いたがる。
    ●日本人は、自分をアジアの一員とはあまり思っていない。
    ●なにごとにも曖昧な部分を残しておくのが日本人の美学。
    ●日本人は自分の好みをはっきり言わない。相手が適当に察してくれるのに任せる。
    ●日本人はあまり冗談を言わない。言う時は、「コレは冗談ですが」と前置きする。
    ●日本人は、組織を守るためなら平気で嘘をつく。
    ●外国にはなくて日本にあるもの。公衆便所の、水の流れる音を出す装置。
    ●日本の新入社員がまず教え込まれるのはお辞儀の仕方。
    ●日本人は、ともに酒を酌み交わした仲でないと真の同僚とは呼ばない。
    ●デパートの包装紙には神通力がある。中身が安物でも後光がさして見える。
    ●日本人はブランドと流行に敏感。だれもが目立たないように目立とうとしている。
    ●日本人は、おおむねまじめだ。ユーモアはもっぱら専門家まかせ。
    ●日本人は、ひとり勝ち残るより、みんなで一緒に負ける方を選ぶ。
    ●日本人はくそまじめ。遊びにも「遊ぶ理由」を必要とする。
    ●日本では、意見を持ったりそれを表明したりする必要はあまりない。
    ●日本では、謝罪は、追及してくる相手を黙らせる手段。自分の責任を認めるわけではない。


    ウィットに富んでて面白いんだけど、翻訳本だから、ちょっと表現がわかりにくい部分も…。
    シリーズ全部揃えたかったんだけど、既に絶版らしい。

  • おかしぃ。笑える。
    多少大げさなところや、時代を感じるところや、本質をわかってないなと思われるところもあったけれど
    愉快な読み物だった。
    島国根性。
    平和で窮屈な単一民族。
    ビバ・ジャポン。

  • まっかなシリーズを数冊読み、日本人版も出ていたのでついでに読んでみました。といっても数ヶ月前に読んだので、ほとんど内容は覚えていませんが。

    そうだなぁと納得する箇所があれば、そうかなぁと首を傾げる箇所も。10年以上前の本なのである程度は致し方ないかもしれません。

  •  なかなか興味深かった。大抵はなるほどと思えるが、一つか二つねーよとつっこみたくなるものがあった。だがそれ以外は大抵納得できる。語り口が魅力的。ジョークとして楽しめる。

  • 「そんなことないよ!」と反発するところが多いかなぁと思ったら、結構「そうだよなぁ…」と納得するところも多かった。
    でも10年前の本だから、やっぱり今とはちょっと違うところもあるかも。日本のこと再発見できたりもして楽しかった。
    2010/12/21

  • 英語のタイトルは「The Xenophobe's Guide」。コンセプトは「当事者たる外国人と共に笑う」ほんと笑えます。
    ・日本人はすぐ「われわれ日本人」と言いたがる」
    ・日本人は自分の好みをはっきり言わない。相手が適当に察してくれるのに任せる。
    ・日本では、謝罪は追及してくる相手を黙らせる手段。責任を認めるわけではない。

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