- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895881142
作品紹介・あらすじ
日本図書館協会選定図書
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」など不思議なフレーズが有名なこの作品。
蟹の兄弟が暮らす川底の世界が描かれています。
カワセミが魚を獲り、やまなしが落ちてくる…。
谷川の底でくりひろげられる生命の巡り。
教科書に掲載されるなど、宮沢賢治作品を代表する、珠玉の短編。
淡い色彩で蟹の暮らす川底の世界を美しく描き、読者を幻想的な世界へ連れて行ってくれます。
感想・レビュー・書評
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クラムボンとは何だろう。蟹の吐く泡なのかと想像したんだけど。かわせみに魚が食べられるところが恐怖だった。水の中は死と隣り合わせの世界と思いきや最後は希望が持てる場面もあり良かった。
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蟹の兄弟が暮らす川底の世界。蟹の兄弟が泡くらべをしている。海には光が射す。カワセミが魚を獲る。やまなしが落ちてくる。生きることと死ぬこと。この絵本に描かれているのは世界の道理なのか。
クラムボン。クラムボンってなんなんだろうね。かぷかぷわらったよ。かぷかぷ。この不可思議さ、わからなさがたまらない。これが宮沢賢治の世界なんだね。 -
やまなし、オレもたべてみたい。
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「「クラムボンはかぷかぷわらったよ」など不思議なフレーズが有名なこの作品。
蟹の兄弟が暮らす川底の世界が描かれています。
カワセミが魚を獲り、やまなしが落ちてくる…。
谷川の底でくりひろげられる生命の巡り。
教科書に掲載されるなど、宮沢賢治作品を代表する、珠玉の短編。
淡い色彩で蟹の暮らす川底の世界を美しく描き、読者を幻想的な世界へ連れて行ってくれます。」 -
クラムボンはわらったよ。国語の教科書にのっていた話はやまなしという題名だったのか。
大人になって読むと、海の中の幻想的な世界観が見えてきて、なんだか不思議と自分もその世界にいるような感覚になった。
読んだのは福武書店の絵本だけど、登録がなかったのでこちらに記録。 -
読了
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小さい頃に何度も図書館で借りて読んだ記憶がある。宮沢賢治の自然を慈しむ美しい描写と淡い色の挿絵が印象的で、本屋で「やまなし」を見かけると、あれと同じ絵本はあるかな…と探していた。
やっと見つけて読み直したが、ほんとうにうつくしい絵本だなと感動。この絵本のなかは私の原風景のひとつかもしれない。幼い頃にこの物語に触れられたことは情緒を育む助けになったと思う。 -
クラムボンは永遠の謎だよね。
授業で読んだ時は意味が分からなすぎてクラスがザワついたレベルだったな。。笑 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00343730
「クラムボンがわらったよ」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」
二匹のカニの子どもがかわす会話の
不思議な響き・・・
教科書にも載っている、
宮沢賢治童話を代表する、珠玉の短編です。(出版社HPより)