アット・ザ・ヘルム: 自分のラボをもつ日のために
- メディカルサイエンスインターナショナル (2004年3月1日発売)
本棚登録 : 29人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895923576
作品紹介・あらすじ
本書では、大学院およびポストドクターが"修業時代"を終えて、いよいよ一人立ちして自分自身の研究室をもつ場合に当面する問題が扱われている。この世界で成功するために必要な心構え、自分が何をしようとするのかという、いわば研究についての哲学に始まって、どのようにして人間関係をつくるかなどについて、平易に例をあげて記述している。それぞれの問題に関連して偉大な先輩の言葉が添えられているのも楽しい読み物になっている。
感想・レビュー・書評
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ラボのトップになる上でのスタンスを書いた本。
実はラボの運営って他のジャンルでのリーダーシップとかマネージメントと基本的には変わらんのだなって思わせられる部分も多く、今でも役に立っているなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
理工学系分野でのPI初任者向けに書かれた本。研究室経営にまつわる円滑な人間関係を作る上で重要なことをつかむ上では、人社系研究者にも当てはまる箇所が多い。PIがラボ内外で配慮すべきことは、400頁を超える分量をかけるほど多い。同時にPIの下で研究する多くの大学院生は、本書を一読した方が良い。PIが院生に何をどのように望んでいるか知っていても損はない。
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