- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895927444
感想・レビュー・書評
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混沌とした気分障害概念、薬物療法について、エビデンスのあること、エビデンスのないこと、そして筆者の考え方が明快に示されており、少しだけ気分障害がクリアにみえるようになった。
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こんなすごい本がこの価格で!
気分障害の勉強には必読。
EBMに基づいた薬物療法の指南がメインだが、疾患・症状の理解もかなり深まった -
精神疾患の中でも気分障害の治療に特化した本ですが、この本は治療の知識だけでなく、考え方や姿勢にも言及していますし、薬物療法一辺倒ではなく、非薬物療法に関しても多くのページが割かれています。
私自身は薬剤師なので、自分にできる限界を思い知って少し凹みましたが、薬物治療の領域で最大限の治療効果を目指すために薬剤師ができることは何か、を考えるようになりました。 -
ずーっと精神科領域の仕事をしてきた人でも知りたいのに知らなかった!って感じの知識が凝縮されてて素晴らしい。コメディカルがここまで知ってる必要があるのか、っていうとハテナではあるし、そもそもさらっと読みこなせる本でもないんだけど、気分障害と関わる機会が多い職種だったら必携じゃないかな。
心の科学のうつ病の辞典とかとあわせて読めば、大きく気分障害の知識が増強できると思われます。