- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896017595
作品紹介・あらすじ
逃げないと-雨の降る夜、家を飛び出した悠は、不注意から荘志に怪我をさせてしまう。責任をとるため、彼がシェフを務める店で手伝うことになったのだが、無愛想な荘志に悠はなかなか馴染むことができないでいた。けれど、家に帰りたがらない自分に何も聞かずごはんを作り、猫の世話を任せてくれる荘志の優しさに触れるうち、もっとそばにいたいと思うようになってしまう。少しずつ恋心を自覚する悠だったが、どうしても素直には言えない理由があって…。
感想・レビュー・書評
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★3.0。面白く読めたんですが、萌え的にはちょっと期待と違う展開でした。粗暴だけど面倒見良い攻と毛を逆立ててる猫のようなツンデレ受、という組み合わせは好みなんですが、攻の態度の変化が唐突に感じました。口の悪さと保護者的な態度を最後まで崩さなかったので、まさかあんなに独占欲強くて一目憚らない甘々な攻だったとは(笑)受は未成年なんだし、あんまりオープンなのはどうかと…。猫が可愛かった。
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可南作品、雑誌では読んだことありますがノベルズは初読みです。序盤の流れから痛い系かと思ったらそうではなく温かさもあるお話でした。設定も展開もテンプレですが、2匹の猫の存在が主人公・悠の心情と上手く絡めてあって読み心地がよかったです。悠視点なので悠の心理は理解できますが、荘志の心情がイマイチしっくり来ませんでした。バイではない荘志が、男であり未成年である悠に躊躇なく手を出すことに少々違和感。細かなことは気にしない開けっぴろげなキャラだからと言えばそれまでなんでしょうけども。
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イタリアンのシェフ×高校生
さみしい高校生が猫のように拾われて餌付けされる話。 -
(あらすじ)
逃げないと―雨の降る夜、家を飛び出した悠は、
不注意から荘志に怪我をさせてしまう。
責任をとるため、
彼がシェフを務める店で手伝うことになったのだが、
無愛想な荘志に悠はなかなか馴染むことができないでいた。
けれど、家に帰りたがらない自分に何も聞かずごはんを作り、
猫の世話を任せてくれる荘志の優しさに触れるうち、
もっとそばにいたいと思うようになってしまう。
少しずつ恋心を自覚する悠だったが、
どうしても素直には言えない理由があって...。
(amazon内容紹介より) -
めちゃくちゃ良かったですっ!!!萌えツボすぎますーっ!!!一人健気にがんばってる受がいじらしくて!素っ気なさそうにみえるけど、ほんとはとても優しくて、受のことをすごく大事にしている攻の温かさ。猫を二匹飼ってるとか…とにかくツボすぎる。可南さんの書かれるお話大好きです。