どこにでもある恋の話(ルナノベルズ)

著者 : 柊平ハルモ

• ムービック (2010年8月30日発売)

作品紹介・あらすじ

心に深い傷を残した出来事がきっかけで、永遠に失った従兄の影を求め、夜の街をさまよう秀夜。そんなとき従兄と深い関係にあった男、日吉との出会いを、自分の弱さゆえに最悪のものにしてしまう。しかも日吉は、教育実習先の指導教員だった。癒えない傷跡を包みこんでくれる日吉に、秀夜は惹かれていくが、差し伸べられる手の先にいるのは、自分か従兄か-。苦い過去の経験を乗り越えられず、閉ざした心に芽生えた恋は、最初から実らないとわかっていても…。

著者プロフィール

小説家。2002年に『医学教室の密やかな夜』（角川ルビー文庫）でデビュー。

「2019年 『翠玉姫演義　三 ‐泥に咲く花‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」