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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896018295
感想・レビュー・書評
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心に傷を負って優しさを拒む受けを包み込む攻め…私の好きな構図!!尾上与一さんの作品はこう言う組み合わせが多くてほんとに好き…。文も美しい。
ずっと愛し合って2人で穏やかに長生きしてくれ。
愛されたら、一緒に死にたくなってしまうから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手に入らないと思っていたので書店で遭遇したときは猛烈に歓喜。
恋慈が出会ったことのないほどのネガティブな受だったけど、自身でも暗さを認めて少々開き直ってるところが面白く、可愛いなと思った。
寺や宗教に関する知識がふんだんで、へぇ…と感心することもしばしば。寺とその周辺という狭い世界で広げられる物語だけど狭さを感じないほど深いです。
正直重たいけど、好きな重たさ。赤い紐で繋いで心中は文学的というより文楽的な感じ。タイトル通りで物語のイメージは赤。ハッピーエンドでよかった。
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