転ばぬ先のツイ

著者 :
  • メディア・パル
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本棚登録 : 47
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896101263

感想・レビュー・書評

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  • どうやら絶版みたいなので文庫化を早急に望みます。記載された内容はまだまだ現在でも通用する部分があります。
    改定訂正も加えていただきたい。

  • 孫崎享氏の著作は3冊目。本作は氏のツイッター(@magosaki_ukeru‎)のまとめ本。
    そして今回もつい「う~む」と唸ってしまう驚きに満ち溢れている。
    原発からTPP、そして得意の日米同盟。章が進むほどに驚きが増し、尖閣諸島から北方領土の2章は極めつけ。
    中韓に威勢のいい発言をしている人にこそ読んで頂きたい一冊です。

  • この人はいったいどこの国の外交官だだろうか、、という思想の本。

    中曽根さんがキッシンジャーからの教えを受けて日本に原発を導入するように鳩山首相に進言した。
    アメリカの過去の行動を学ぶ必要ある。今日の日本経済不振の源の1つは1985年のプラザ合意。

  • 師匠オススメの著者
    内容がマンガとイラストで分かりやす!
    アメリカとTTPの考えかたが変わります!本当のことは、マスメディアでは、出てこない!

  • 何ごとも鵜呑みはよくないなぁ。

  • 外務官僚として、自分の信念に基づき、真に日本の国益、また、相手方の国益も斟酌しながら交渉を積み上げ、粛々とキャリアを積んでこられた孫崎氏が、ツィートしたものを彼のファンとともに創り上げたユニークな本である。

    アメリカの言いなりになる政治家、官僚、財界、マスゴミ。

    売国奴である。

    営々と過去積み上げてきた交渉記録は歴然と歴史的事実として存在する。

    その文章を言い悪いは別にして、そのことをしっかり踏まえ、未来に向かっての国家像を描く。

    当たり前のことが、できない、バカタレ日本人。

    ほとほと疲れますが、孫崎さんのような人たちが、グループ化して、粛々と情報発信していくしかないのだろうと思います。

  • 日々の生活の中に、自分なりの行動パターン、親しんだ環境、過去からの継続性を持ち込むことが重要だと思った。つまり、「生活の中に、過去の物をなるべく引きずる分野のものを奥」ということが大事。例えば美術品

    DVD フェアゲーム

    孫氏 戦争の原則は、味方が十倍であれば敵軍を包囲し、5倍であれば敵軍を攻撃し、倍であれば、敵軍を分裂させ、等しければ戦い、少なければ退却し、力が及ばなければ隠れる。小勢無策なのに強気でいるのあh、大部隊の捕虜になるだけ
    最適な戦略は、相手の力に比例して変化する

    戦後の領土問題の基礎 ポツダム宣言 日本国の主権は、本州、北海道、九州、および四国、ならびに我らの決定する諸小島に限局されるべし
    連合国側が千島列島を”我らの決定する諸小島”に該当させたか?
    46/1/29 連合軍最高司令官訓令 日本の範囲から除かれる地域として、千島列島、歯舞群島、色丹島とされた
    45/8/18 ヤルタ会談 千島列島をソ連に提供する代わりに参戦を求めた
    51/9/8 サンフランシスコ平和条約 日本国は千島列島に対するすべての権利、請求権を放棄する
    千島列島に択捉、国後が含まれているか?
    吉田首相はロシアが何ら異議をはさまなかったと発言 しかし他国には受け入れられなかった
    その結果アメリカソ連で択捉国後はソ連領と決着
    56年 日ソ共同宣言 歯舞色丹の2島を引き渡す合意
    日ソ交渉に対する米覚書 サンフランシスコ平和条約で放棄した領土に対する主権を、他に引き渡す権利をもっていない
    つまり千島列島がどの国の領土かは連合国の判断だ、日本が勝手なこと(日ソ共同宣言)をすればサンフランシスコ平和条約はチャラにすると警告された
    歴史上の事実を注意深く検討した結果、択捉国後両島は歯舞色丹とともにつねに日本固有の領土の一部として問題を蒸し返した
    日本が歯舞色丹以外をソ連領土にすることになれば、アメリカを沖縄をアメリカ領土に出来る立場になると威嚇(ダレスの恫喝)
    それ以降日本は4島返還の主張にに転換
    アメリカにより日ソ関係が険悪になったり改善されたり。
    日ソ中立条約の破棄の位置づけは領土問題とは別 ソ連の日本侵攻は、連合国側の要請をうけ参戦。

    尖閣 中日国交正常化交渉時、双方はこの問題を棚上げ

  • 日本のメディアは、全て真実を伝えているわけでなく、自分で考えることの大切さを再認識しました。

  • 孫崎 享 (著)
    日本は、本当にこれでいいのか。元外務省情報局長、孫崎享が放つ衝撃の真実。混迷する現代の諸問題について鋭く指摘した、ツイッターでの膨大なつぶやきをもとに、漫画とキャプションでわかりやすく解説した本。

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著者プロフィール

1943年、旧満州生まれ。東京大学法学部を中退後、外務省に入省。
英国、ソ連、イラク、カナダに駐在。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授などを歴任。現在、東アジア共同体研究所所長。
主な著書『戦後史の正体』(22万部のベストセラー。創元社)、『日本外交 現場からの証言』(山本七平賞受賞。中公新書)、『日米同盟の正体』(講談社現代新書)、『日米開戦の正体』『朝鮮戦争の正体』(祥伝社)、『アメリカに潰された政治家たち』河出書房新社)、『平和を創る道の探求』(かもがわ出版)ほか。

「2023年 『同盟は家臣ではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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