コミックいわて2

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896102239

感想・レビュー・書評

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  • 今朝届いた。岩手にゆかりの漫画家さんが書き下ろした作品集。吉田戦車の鬼の話が可愛くて好き。

  • 私の地元・岩手県を扱った、県公認のアンソロジー漫画集第二弾です。
    第一弾は震災直前だったこともあり、第二弾はやはり震災に絡めた話が多い印象。

    前作以上に執筆陣が豪華になってますね。麻宮騎亜にさいとう・たかをに三田紀房に月子……県にゆかりのある作家ということではかなり本気の執筆陣構成ですね。もちろん、吉田戦車、地下沢中也、そのだつくし、飛鳥あるとは前回(『コミックいわて』)から引き続きの参加。

    三田紀房の「岩手の人々」は秀作。わらわら集まって宴会する風景がもう、「もう、ほんとそれ!」ってなりますね。佐佐木勝彦「地震のハナシ」も考えさせられるいい話。

  • 今回は震災の話が多かったけれど、心がじんわり暖かくなるのは相変わらず(^^)どの話もイイ!カレーひっつみ食べてみたい(^q^) コミックいわて続刊希望!

  • 佐佐木勝彦さんの話に泣けた。
    そのだつくしさんの台詞にまた泣けた。
    こちらは「壬生義士伝」の吉村貫一郎を彷彿とさせたからですが。

    震災がきっかけではなかったのですねこの本。

  • 盛岡さわや書店にて購入。

    前巻から震災を挟んで発行された本巻では、沿岸部を題材にした作品も収録。(前巻では沿岸部が舞台の作品は1つもなかった)

    個人的なベスト作品は、とりのなん子「うみがきた日」。海とその近くで暮らす人々に向けられた、作者の眼差しが暖かい。
    10ページの小品で、登場人物の会話があるのは2コマだけ。その2つの台詞の対比が、何とも言えない。

  • 全巻から震災を挟んでしまったので、奇しくもその色合いが強まってしまったけど、執筆者も増えてグレードアップ。初参加組では、実は初めて作品を読んだ麻宮騎亜、小坂俊史が印象的。続投組ではテイストを変えてきた吉田戦車が相変わらず面白い。池野恋作品はもっとページがあってもよかったな。3巻も期待しとりますよ。

  • 購入

    岩手の魅力を漫画の力で広めよう。
    という試みと私は解釈している漫画。
    岩手にゆかりのある漫画家さん達が、岩手をテーマに
    漫画を描いている。

    前作からの続き物を描いている方もいるので、
    やはり1巻から読んだ方が分かりやすい。

    座敷童、遠野、さんさ踊りなどわかりやすい「岩手」もあれば、
    バンカラ、ひっつみ(はっと)、がんづきなど
    ちょっと深めの「岩手」もあり。
    後書きが県知事なのも変わらず。

    この本をきっかけに、多くの人が岩手に興味を持ってくれると嬉しい。

  • アテルイ&モレが相変わらずイケメン。あと座敷わらしちゃんが可愛い! とりのなん子さんの叙情性が好きです。とりぱん以外の短編もっと読んでみたいと思ってたのでありがたい。
    岩手のいいところがたくさん入ってると思います。
    もちろん岩手ならではの駄目な所ってのも住んでるとたくさん見えるんだけど(わたしがもともと岩手人じゃないからかもしれないが)、これ読んでる間はいいところだけに逃避できるというか…。
    田舎のなんてことない風景から世界を創り出すマンガ家さんたちの腕はすごいと思いました。ポジティブに地元を見るきっかけになるかもしれない。あとは自分の気の持ちようか。

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著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年(昭和11年)大阪府出身。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年4月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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