実践企業法務入門: 契約交渉の実際から債権回収まで

著者 : 滝川宜信

• 民事法研究会 (2006年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[toshiyukijyoさんの感想 · 2011年4月23日]

会社法上の機関から債権回収、倒産法まで企業法務担当として必要な知識を扱った本。入門のせいか最低限のことしか書いていないのが難点。ただし記載されているのは重要な内容ばかりな上、分かりやすいので頭から読んでも充分理解できる。また、事例でもAさんBさんのような例示ではなくトヨトミ商事等、歴史事情の人物を挙げて説明しているところが面白い。

[boogie-backさんの感想 · 2009年5月2日]

タイトルそのまんま。契約交渉の実際から債権回収まで網羅している準入門書。★４っつ！
普通のビジネス書って、必要な部分とそうでない部分がハッキリしていて、必要な部分だけメモとっとけば良いんだけど、こういう教科書的な本って、覚えなくていい部分って基本的にない。そういう意味では忘れた頃にもう一度読み直して、知識を定着させるのがいいんだろう。うん、そうだろう。