- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896283976
感想・レビュー・書評
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休憩時間に株式取引する事は問題ないが、そういう人間は勤務時間中に株式相場の動向が気になっている者が多く職務専念義務違反で処分する事が可能との事。いろいろ解釈可能なものだなあと。
「現代型」との書名通り、ネット関係の話題が随所に盛り込まれている。ネットで会社の悪口を書く人間は処分できるが、同僚の悪口を書くのは個人間の問題であり、基本的に会社は介入できないという線引きもなるほどという印象。
業務外での個人的な犯罪(飲酒運転・痴漢・暴力・ドラッグ)については、個人の問題で会社には関係なさそうだが、会社の社会的評価を下げると判断される場合には懲戒解雇も可能という判例も増えているというのはちょっとイガイ。
企業サイドで書かれているので全体的には労働者にキツイ書き方にはなってるが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
市の図書館で借りて読みました。精神疾患で休む社員、置換で捕まった社員への対処法等のオーソドックスな事案から細かい事案まで触れられているが解決方法に物足りなさが感じます(特に弁護士からアドバイスについての記述が少なすぎ)。実際に実務を行っている企業の人事担当者にとっては具体的な事案に直面したときには余り使えない感じがしました(巻末の転籍、出向、解雇通知等のひな型もいまやインターネットで取得できる基本的な物ばかり)。就業規則のひな型は弁護士が作成しているものなのである程度は使えるかも。
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