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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896420470
作品紹介・あらすじ
本書はポーランド西部の中心都市ポズナニの一画にあるイエジツェ町を舞台に、1991年のクリスマスイブの一日を十七歳の主人公エルカの心の成長を中心にして描いた作品である。
感想・レビュー・書評
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非共産党政権の国となってちょうど1年が経った頃のポーランド。物資の流通も徐々に安定し始めた1991年の12月24日の一日が舞台。
愛情過多な祖父と大叔父に見守られながら、反発し、恋もして、自己を発見して行く17歳のエルカ・ストルィバを中心に、様々な人間模様がオムニバス形式で進みます。
ポーランドの厳かで温かいクリスマスの家々の、あちらにもこちらにも、愛が。
今回も、おはなしの真ん中にどーんと居てくれたボレイコ家が、やっぱり本当に素敵で。
訪れる人みんなウェルカムで、お節介なのにベタベタしない。偶然居合わせた友達も今さっき知り合ったジプシーも、みんなで盛んにお喋りしながら囲む食卓が最高。
毎回、わたしも混ざりたいよう!と思って地団駄踏んじゃいます。
ポーランド西部ポズナニの、イエジッツェの町を舞台に描かれるイエジッツィアーダ(イエジッツェ物語シリーズ)の一冊。
8冊どれも、てのひらの中で開くだけで、本棚にその背表紙を確認するだけで幸せ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想どこいっちゃったかな、後で書きます
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