- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896423068
感想・レビュー・書評
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わけがわからなくて面白いが、わけがわからなさ過ぎて読み進めるのが困難だった。全てを破壊してくれる本。
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ハルムスは全部図書館で読んだ。どれか一冊買うとするなら、私は迷わずこれを選ぶよ。
まあ読んでご覧、最っ高に面白いから -
ハルムスのおはなし100話。
言葉につまづいてなめらかに読めない。
他の本で読んだときは面白かった話(かなりダブってる)が面白く感じられない。
どちらが原文に近いのかはわからないんだけど、日本語で読んだときにこの本は劣る。
妙な文章が誤字なのか誤訳なのか原文にそったものなのかよくわからない。
この本を最初に読んだ人が「ハルムスはつまらない」と思っちゃったら嫌だな。
絶望的なセンスの裏表紙を先に読めばよかった。
心積もりが違えばもう少し期待せずに読めただろう。
ハルムスは読みたいけれどこの本をリアル本棚に置きたくはない。
内容自体もミソジニーの香る話が繰り返されるのが残念。
どれだけ嫌なのか。あるいはフェチなのか。
子供への性犯罪の話があるんだけど、そこだけ(ではないが数少ない)リアル(いかにも現実に起こりそうという意味で)なのが恐かった。
その辺が地雷やトリガーの人は注意したほうがいいかも。
それでもまあ、好きなことは好きなんだけど。
恐ろしいことも酷いことも意味不明なことも、淡々と飄々とすすんでいく。
その中にひたひたと迫る気配だけの恐怖がある。 -
「62.父と娘」が一番好きです。「ナターシャは驚いたが、物も言わずに自分の部屋へ、育ちに行った」のところ、スゴイ!